こんにちは、しろうめず@ShiroUmezです。
世界的に見て我々日本人って、有給を取ろうとしない民族No.1なんだそうです。有給消化率ワースト1位ということです。
先日テレビでインタビューしてたんですが、理由としては「上司が休みを取らないから」「後ろめたいから」「自分が居ないと会社が回らないから」等あるようです。
まぁ昔から言われてますよね。日本人は働き過ぎだって。バブルの頃は「過労死」なんて恐ろしい言葉も誕生しました。
有給を取りにくい理由について突っ込みたいのはやまやまなんですが、それはさておき今日は、先日我が社にて、上司のとんでも発言に思わずクラッときてしまったお話を書いてみようと思います。
小人数の零細企業であるがゆえの悲劇
まぁタイトルに書いちゃってるんですが、我が社は「忌引きさえ自粛させようとするブラック企業」であったというお話です。
まずは簡単な構成説明を。
我が社は社員数20人にも満たない零細企業。その中で、とある特殊作業を行うことが出来るのは、僕ともう一人(同僚A)の二人だけ。その作業を行うのに特に資格が必要であるわけではなく、まぁ経験を重ねれば誰だってできる簡単な作業なんです。
ところで我が社は最近、近年稀に見る忙しさ。残業が酷かったり休みが無いわけではないんですが、平日のスケジュールがぎっちぎちなんですよね。人数少ないのにどんどん仕事入れてくるのよ。もう無理だっつーの・・・。
僕はあっちの現場、同僚Aはそっちの現場、他の社員はまた別現場とフル出動なわけです。
そんなある日、責任ある立場にいる上司がね、同僚Aにある言葉を投げかけたんですよ。その言葉に度肝抜かれたんですよマジで。
同僚Aの祖父は現在病床に伏し、既にお医者さんから家族に「覚悟をしておくように」と言われている状態なのだそう。
・・・え?
いやいやいや、仕事の穴が開くから休むな・・・?
それも今にも亡くなりそうな家族がいる人間に向かって?しかも年内くらいもってくれないとなって?
ちょ、それは上司として・・・いや、人として、絶対に言っらたイカン言葉じゃねーのか!?
同僚は同僚で、
なんて事言っちゃってるし・・・。色々とツッコミどころ満載だったわけです。
忌引(きびき)とは、出勤・出席できる能力や意思があるにもかかわらず、親族が死亡し、その葬儀のためや喪に服すなどの理由で、学校や会社などを休むことである。
(中略)
忌引となる日数は、各事業所の就業規則などの労働条件や、各学校あるいは教育委員会等で定められている教務規則などによって、それぞれに定められている。(wikipediaより)
法律で決められてるわけではないですが、とりあえず我が社でも忌引き制度はあるわけで、祖父母が亡くなった場合は三日は休暇申請ができます。
有給どころか忌引きさえも取れない理由
じゃあこの上司はどんな言葉を同僚Aにかければよかったのか。常識ある一般的な社会人ならわかりますよね。
まぁここまで言えたら合格点ですよね。でも言えないのがブラック企業であるが故。
要は、同僚Aに今休まれたら本当にマズイわけです会社的に。同じ作業ができるのが他に僕しかいないうえ、後先考えずに仕事入れちゃうもんだから僕も別現場から手が放せない。おまけに僕はこういう人間↓

会社さぼって嫁さんとデートしちゃうような、会社に対する責任感ゼロな男です、ハイ。
では何がいけなかったのか。
特殊な作業をたった二人にしかさせてこなかった会社の怠慢が悪かったんです。もっと沢山の社員が同じ作業をこなせるように、会社が教育してこなかったのがいけないんです。
なんのための会社だよ。代わりはいくらでもいるのが会社でしょうに。忙しいからって、有給どころか忌引きさえも取り辛い状況にしちゃう会社なんて、ただのブラック企業でしかないと思うよほんと。
(まぁその前にこの上司、人として問題あるような気がしますけどね。もっと他に言う言葉があるだろう、と。)
【まとめ】全ては自分の怠慢のせいか
というわけで、上司のとんでも発言に思わず失神しそうになった、とあるブラック企業勤務の社蓄の呟きでした。
それでも辞めることができないこの辛さ。。。それこそ、こんな会社でもしがみついていかなければならない状況を作ってしまった、これまでの自分の怠慢が一番いけなかったという事実はあまり考えないようにしておきます・・・。
うーん、なんだかただの愚痴になってしまい、すみませんでした。
では以上です、しろうめず@ShiroUmezでした。
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