長野県飯山市のふるさと納税特典に、PCディスプレイやマウスコンピューターのノートPC、タブレットなどが採用されました。
このようなラインナップ!
- 寄付額2万円以上3万円未満
iiyama 21.5 型ワイド液晶ディスプレイ(iiyama E2278HD-GB2)/参考価格16,950円(税別)
- 寄付額4万円以上5万円未満
8型タブレットPC(WN801V2-BK)/参考価格23,800円(税別)
※現在受付停止中、4月中頃再開予定
- 寄付額10万円以上20万円未満
15.6 型ノートPC(LB-F511B-IIYAMA)/参考価格53,800円(税別)
※マウスコンピューター公式サイトに同型番機種の掲載が無かった為、類似機種の価格です。・ミニタワーデスクトップPC(LM-iH301S-IIYAMA)/参考価格57,800円(税別)
ふるさと納税の仕組み
さて、ここでふるさと納税についておさらい・・・というか、僕自身いまいち理解してなかったりするので、おさらいというよりお勉強ですね。
- 自治体に寄付した金額のうち2,000円を超えた分が所得税や住民税から控除してもらえる(要は返ってくるわけですね)。
- 金額に応じて自治体から特産品や米や肉、酒や宿泊券、当記事のようにPCなど様々な物が設定され、記念品として貰える。
例えばこの飯山市に2万円を寄付し、特典の液晶ディスプレイを選択すると、液晶ディスプレイが貰えるうえに2,000円を超えた分である18,000円が戻ってくるわけです(勿論確定申告をしないとダメ。支払わなければならない住民税などから控除して貰える)。
という事は、16,950円相当の液晶ディスプレイがなんと実質2,000円で買えてしまう。こ、これは凄い!
・・・というわけではなく、大事な注意点があります。
- 控除される上限が、収入その他により各人ごとに異なるということ。
そりゃそうですよね。じゃなければどんな高額なものでも誰でも2,000円で買える事になってしまうわけですから。
自分の控除上限額を調べてみよう
まずは上限額をシミュレーション
自分の控除額の上限は、こちらのふるさと納税ポータルサイトにて大体の計算ができます。
専用のエクセルシートがダウンロードできるので、源泉徴収票片手に必要事項を入力すると、2000円を除いた額の全体が税金から軽減となる寄附金の上限額の算出という欄に自分の控除上限額が表示されます。
※追記/2015年7月4日現在、確認してみるとサイトの表示が上の図から少々変更されてました。手書きの「ここ」の隣の「ふるさと納税とは?」をクリック→ページ中段「私はいくら控除になるの?」をクリック→これで目安となる控除額や寄付金控除シミュレーションのあるページにとぶことができます。
そこで、
STEP2 :更に詳しく知りたい方は寄附金控除シミュレーションをご利用ください。
と書いてある下の「寄附金控除シミュレーション」のボタンをクリック。
源泉徴収票を見ながら、各空欄を埋めていきます。僕の場合の上限額はこうなりました↓
実際の軽減額をシミュレーション
つづいて、「続けて実際の税の軽減額を計算」の下の「自治体への合計寄附金額」を記入します。
上記のディスプレイを貰うためには最低2万円を寄付しなければいけないので、仮に20000と記入すると・・・
所得税1,000円プラス住民税17,100円、合計18,100円の税金が軽減されることが確認できます。実質1,900円で16,950円のディスプレイが買えてしまう!なんてお得なんだ・・・。
寄付金が高額になれば損をすることも・・・
ただし高額な物を狙う時は要注意です!寄付金が高額になり、自分の控除上限額を超えてくると、当然自己負担金も上がっていきます。
上記の飯山市の場合でいいますと、23,800円のタブレットを貰うには、4万円の寄付が必要。すると僕の場合、(上記シミュレーションにて計算すると)所得税2,000円・住民税26,100円で合計28,100円が軽減されるので、11,900円の自己負担となります。
それでも23,800円のタブレットが11,900円で買えてしまうので、ちょうど半額ですね。
しかし、これが更に高額になってくると・・・
15.6 型ノートPC(LB-F511B-IIYAMA)/参考価格53,800円(税別)を貰うためには最低100,000円の寄付が必要ですので、100,000と入力してみます。
合計37,100円しか軽減されない。
ということは、実質62,900円で、53,800円のノートPCを買う計算になる。・・・おおう、9,100円損しとるやんけ!!となるわけです。
まぁ本来は特典を貰うために寄付するわけではないからねwこうなってしまっては本末転倒です。このノートPCが欲しければ普通に買えって話なわけで。
このように、年収や家族構成などで控除上限額が人それぞれ変わってくるので気を付けましょう。
【まとめ】お得にふるさと納税を利用しよう
あとサラリーマン的に言いますと、やはり確定申告をしないといけないってのが難点ですね。普段は会社が全部やってくれるのでなかなか慣れてないと思います。
確定申告については自分も以前何回かしたことがありますが、またの機会に備忘録として記事にしたいと思ってます。
さて、ふるさと納税の仕組みは理解できましたでしょうか?実際に計算したりするとめんどくさそうですが、上記公式のシミュレーションを使ってみると意外と簡単ですね。
魅力的な特典が用意されているおかげで、故郷や思い入れのある街に気軽に寄付できるのも素晴らしいです。ふるさと納税システム、どんどんお得に活用していきましょう!
では以上です!しろうめず@ShiroUmezでした。