昨日は節分の日でしたが、以前「節分の日の鬼役に父親は厳禁!?」の記事で書いた通り、今年は一昨年ぶりにこのイベントを敢行してみたんですが。
正直やらなきゃ良かったんじゃないかと微妙に後悔しています・・・。
何故なら、長女(3歳)の怖がりようが酷すぎて、オヤジが貰い泣きしそうなくらい可哀想だったから;;
さて、事の顛末を簡単に書いてみます。
今年の節分も、「節分の日の鬼役に父親は厳禁!?」の年と同じように妻に鬼役をしてもらう事にして、事前に手順を打ち合わせしました。
夕方妻が買い物から帰り、その打ち合わせ通りのセリフ「しまったー、せっかくスーパーに行ってきたのに牛乳買い忘れたー(棒読)」でイベントスタート。
三文芝居スタート!
俺「なにやってんだよー、子供二人と遊んでるからもう一度行ってきなよー」
妻「わかったー、じゃ、行ってきますー」
長女「いってらっしゃーい!」
妻は玄関の外へ。
せっかくだから様子をビデオに撮って、爺ちゃんや婆ちゃんに見せてやるか~なんて面白半分でビデオを(怪しまれないように)録画セット完了。
なに撮るのー?と即効バレましたけどね。
けどそんな事はたいして気にせずカメラの前で無邪気にはしゃいでポージング始める娘たち。
この辺りで少し罪悪感が芽生え始めました。
それから絵本読んだりお話したりして遊んでいると、程無くして妻から着信のGoサイン。身構える僕。
ガチャっと玄関の開く音に気付いた長女、嬉しそうに走り出し、「お母さんだ!おかえり~・・・
!?」
「いやあああああああああ!!!」
迫真の演技
僕からはまだ鬼(に変装した妻)の姿は見えず、長女の様子だけを部屋越しに見ていたのですが、尻もちついて絶叫し酷い怯えよう。
腰が抜けたように見えた僕は焦って、「○○ちゃん!どうした!?」などとわざとらしく声をかけ、一瞬で顔中グシャグシャになってしまった可愛い長女を呼び寄せました。
間髪入れずにその後を、鬼(嫁)が追って中へ!
相変わらず怖い・・・。
「ヴォォォオオオオオアアアア!!!」
相変わらずの迫真の演技。いや、一昨年より磨きがかかってないか・・・?
色々積もるところでもあるのだろうか。いやいや、そんな事より娘たちの恐怖を早く解いてやらなければ!
「鬼めー!退治してやるー(棒)」
と豆を投げつける僕。長女は相変わらず顔グシャグシャにしながら大絶叫。
可哀想・・・。胸が痛い・・・。
大絶叫で聞き取りにくかったんだけど、ふと、長女が一生懸命叫んでいる内容が気になりました。
「おがあさnぎやあああgypppくぇr!!!!!おがあsjdじょおおおおお!!」
どうやら必死に「お母さんなんでしょ!?」と言っているみたい・・・。
ばれてる。。。
妻もそのことに気付いたのか「ぐえぇぇ」とか何とか云いながらやられたふりして玄関外に退散。
嗚咽の止まらない長女をなだめながら(さっきから長女としか書いてないですが、次女(1歳半)はこの間ボケーっとしてました。
まだ小さくてなにがなにやらわからなかったのかな?)、貰い泣きを堪えるオヤジ。
長女「なんで・・・なんでおがあさんだのでぃあんだ怖い事すrnぐえっぐえっ」
違うよ、さっきのはお母さんじゃないよ、鬼だよと必死に説得していると、用意していた別の服に玄関でそっと着替えた妻が「ただいまー」と帰宅。
どこまでリアリティを求めればよいのやら
先程の鬼と服装が違う事に気付いた長女が、
「ほんとだ、ズボンも服も違う・・・さっきのは鬼さんだ」(よく見てるな~と感心してしまいました)
と、ようやく泣き止み呟いたのでした。
で、ふと思ったのですが、鬼役を父親がやってはいけないってのはよくわかるんです。
怖い鬼をやっつける、強い父親の姿を見せる事によって、家族の絆がいっそう強くなると。
けど、ここまで鬼にリアリティを求める必要ってあるの・・・?
この辺りは来年までの課題としときます。
鬼の正体もばれつつありますし。
しかしこの節分イベント、毎年僕を悩ませてくれます・・・。
追記・・・録画したビデオはあまりにも可哀想で見る気になれません。