第二次世界大戦中の昭和19年10月、フィリピンレイテ島近くのシブヤン海にて米軍の爆撃を受け、沈没した大日本帝国海軍の戦艦「武蔵」。
深海に沈むこの武蔵の画像計2枚が、Twitterにてインターネット上に公開され話題となっています。
公開したのはアメリカ・マイクロソフトの共同創業者で資産家のポール・アレン氏。
資産家である同氏が独自に海底調査をし、この度、深海1,000メートルに沈む武蔵を発見し撮影したの事。
戦後何度も探索を試みたのですが、そのあまりの深さに結局断念するしかなかったそうで、今回の発見は関係者を非常に驚かせているようです。
同じタイミングで発見されたある物
さて、このニュースを見て、実は僕もかなり驚いています。
戦艦武蔵が発見された事について、というよりも、実は僕も先日第二次大戦中の貴重なある物を自宅にて発見していたから。あまりにもタイミングが近かったので驚いているのです。
さて、我が家で発見された戦時中のある物とは。
ジャン!
昭和19年11月の日付の記載された宝くじ!
どうでしょうか。コレ凄くないですか?
見ると「奨金附 福券 第二回 拾円(10円)」とあり、その下には「本券ハ 臨時資金調整法ノ規定ニ基キ 発行シタルモノナリ」と書いてあります。全部で10枚ありました。
連番かと思いましたが微妙に数字が飛んでるところもあり、続き番号になってる部分もあり、謎な買い方がされてあります・・・。
臨時資金調整法は、昭和12年、支那事変(日中戦争)に備える為に制定された法律。要は「軍資金調達の為に宝くじ買ってくださいな」って事です。
因みに裏面には当選金額も記載されていました。
一等は5万円!
もう一つの貴重品
これが当時どのくらいの価値であるかという説明の前に、実は宝くじと一緒に発見したこれまた貴重な物を公開しちゃいます。
なんと、僕の爺ちゃんの軍事郵便貯金通帳なる物です。
その名の通り、ただの貯金通帳ではありません。横の方に「軍事制限」がどうのこうの書いてあるので、軍人さん専用の通帳と思われます。
入金のスパンは何日毎なのか、月毎なのかはよくわかりませんが、一回の入金額が一円の時もあれば、最大で35円なんて記載もあります。5円や10円が多いですね。
とにかく、軍人だった爺ちゃんの給料だと思われます。
宝くじ一等の5万円の凄さがお判りいただけたでしょうか?因みに前後賞は1,000円、二等5,000円とその前後賞は50円、三等500円、四等15円と書いてあります。
爺ちゃん、僕が高校生の時にガンで亡くなるまで宝くじ買い続けてたけど、まさか軍人時代から宝くじファンだったとは・・・。
てことで!
しろうめず@ShiroUmezでした。
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コメント
宝くじ!
いやー、すごいですね。
昔のものは全然見たこと
ないから、興味津々です。
通帳も含め、お宝ですね。
僕もお宝見つけて、メルマガに
書こうかな(^^)
楽しそうですね。
金山さま
コメントありがとうございます。
実家が田舎なもので、探せば色々貴重なお宝がでてきて、正直楽しいです。
しかし宝くじ・・・外れ券なんでしょうけど、お宝と言えるのかどうかは微妙ですね・・・。