生涯2度目の献血に行ってきました。
まずは献血カードを受付のお姉さんに渡し、初回に登録した右手中指の静脈認証。
便利ですね~。
住所などの個人情報は毎回毎回書く必要無く、この静脈認証でOK。
パスワードなどの打ち込みも無いし、本人認証の精度も高いし凄い技術です。
その後は、タッチパネル式のモニター画面に映し出される25個の質問に「はい・いいえ」で答えていきます。
本日献血をしてもよい状態であるか、などを調べるわけです。
献血可能な条件
例えば、
- 3日以内に出血を伴う歯科治療(抜歯、歯石除去等)を受けた方
- 4週間以内に海外から帰国(入国)した方
- 1か月以内にピアスの穴をあけた方
などなど。
他には、
- 不特定の異性または新たな異性と性的接触があった
- 男性同士の性的接触があった
- エイズ検査が目的で献血をしにきた
などもアウト。
それはそうですね。
少しでも血液に問題がありそうな場合は辞退しなければいけません。
- 24時間以内にインフルエンザ予防接種を受けた
この場合も献血をする事ができません。
因みに先日初めてインフルエンザにかかってしまった僕ですが(参考記事・人生初のインフルエンザの諸症状)、ワクチンも今まで打って貰った事がありませんでした。
重症化を防ぐためにも、せめて子供が小さいうちだけでも打たないとなぁなんて反省しております。
そういえば以前この24時間という条件を知らず、3日くらい前にインフルエンザ予防接種を受けたからと、同僚が献血を辞退していた事がありました。
24時間経過していれば献血をする事ができるようです。
検査後献血ルームへ
タッチパネルでの質問回答を終えると次は医師による問診。タッチパネルと大体同じ事を聞かれたので、これをする意味がよくわかりませんでしたが・・・。まぁ必要な事なのでしょう。
そして献血ルームに入室。
地域最大の大型商業施設の一角にあるだけあって、室内は広く綺麗で清潔的でした。
献血をするのとは反対側の腕にて、簡単な検査を行います。その時、看護師のおばちゃんが僕のデータを見ながら話しかけてきました。
「今日で2回目なんですね~。前回はどちらでされたんですか?」
ん?どちらでって・・・。変な事聞いてくるんだなと少しだけ思いましたが、たわいの無い世間話に応えるように、
「初めての時は会社の近くに献血バスが来ていたのでその中でですね。」
と応えると、いきなりケラケラと笑い出す看護師のおばちゃん。
呆気にとられていると、
「聞きたかったのは献血をした場所じゃなくて、どちらの腕でしたのかって事ですよ~(爆笑)」だって・・・。
・・・くそぅ。
恥ずかしさを通り越して若干イラッ☆ときてしまいましたが(だって紛らわしいでしょその質問!)、笑って恥ずかしさを誤魔化すのに必死なオヤジ。く、屈辱だぜ。
いざ採血!
さて、検査は採血によって行うのですが、これは血液の濃さなどを調べ実際に献血が可能な身体なのかどうかを判断する為。
ここで問題がなければいよいよ献血へ。
今回は400ccお願いしますとの事で、あとはもうまな板の上の鯉状態でされるがままです。
(って血を採るだけですが。)
見てると結構な勢いで血が流れ出してるのがわかります。
人によってはこの光景を見たり、それ以前に針を腕に刺された瞬間に貧血を起こしちゃう人もいるみたい。(看護師おばちゃん談)
幸い僕は平気だったのですが、献血が終わった後結構すぐに引っ越しの為の荷物運びなどをしてしまい、若干頭がクラクラきてしまいました。
戴いた説明書によると、献血に伴う副作用として、
- 気分不良、吐き気、めまい、失神などが0.9%(約100人に1人)、失神に伴う転倒が0.008%(12500人に1人)
の頻度で発生するとの事。
というか献血後に荷物運びなんて本当はしてはダメ!
充分な休憩(30分以上)をとり、ジュースやお茶などでしっかりと水分補給をする事とちゃんと書いてあります。
駅のホームでは念の為、線路の近くで電車を待つのも止めてねとも書いてありますし。無理は禁物!
以上が大体の流れです。
可能な方は是非一度献血をしてみてください。
思ったより簡単ですし、何より自分の血で救われる命があるんだなと思うと、なんだか物凄く達成感を味わう事ができてしまいます。
やらない善よりやる偽善!いや、偽善ではないっすね献血は。
てことで!
しろうめず@ShiroUmezでした。
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