今日は自分的タブーについて切り込みます。
それはズバリ「薄毛の悩み」について。
30代も後半に差し掛かり、額の左右からソリコミのように薄くなってきている事に、薄々気付いてはいたけど今までずっと見て見ぬふりをしてきました。
しかしそろそろスルーできなくなってきたような気が・・・。
行きつけの美容院の美容師さんにここのところ毎回のように、
「ちょっと薄くなってきたような気がするんだけど」
と素直に相談するも、なんか変に気を遣わせてしまっているようで、いつも彼ははぐらかそうとするのです。
「え?ぜ、全然まだイケるっしょー!大丈夫大丈夫☆」
正直、そんな気遣い要りません。
二十歳そこそこの頃から通ってもうじき20年、僕の頭髪について一番わかってるのはアンタだよ。頼むから正直にここ最近の変化を教えて欲しいと思うのですが。
なんか勝手にタブーのように扱われつつあるのがまたリアルでイヤです。
シャンプーやめてフサフサに?
そんな行き場の無い不安を抱えながら生活していたある日、作家の五木寛之さんが実践しているという、頭髪についての興味深いニュース記事を目にしました。
外部リンクシャンプー止めてフサフサに? 五木寛之、洗髪は「2ヶ月に1回」 〈BOOKSTAND〉|dot.ドット 朝日新聞出版
こちらの記事によると、美容のスペシャリストである君島十和子さん、モデルの中村アンさん、そして80歳を超えているにもかかわらずフサフサの直木賞作家・五木寛之さんは、毎日シャンプーをしない事で頭髪の健康を維持されているというのです。
頭皮に良いとされる薬用などのシャンプーに変えるのではなく、シャンプーの回数自体を減らすという大胆(?)な方法。
この記事によると、美容形成外科医の宇津木龍一さんも科学的な根拠に基いて「毎日シャンプーをしない方法」を提唱されているとの事。
因みにこれは「お風呂に入らない」わけではなく、「毎日シャンプーはしないけどお湯では洗う」という意味らしい。
なんでも、人間の皮膚に多数住んでいると云われる身体を守る役割を果たす常在菌が、過度のシャンプーによる洗髪のせいでいなくなってしまい、脂漏性皮膚炎の発症や薄毛の原因になっている可能性があるそうです。
これは以前僕が書いた記事、体臭は石鹸のせい?石鹸やボディソープで洗わないタモリ式入浴法の内容と非常に酷似しています。
この記事でも髪についての内容に少々触れていますが、今回の五木寛之さんを元としたこの洗髪方法は、より実戦的なもの。
やはりシャンプーは、汚れを落とすという良い役割よりも、頭皮に与えるダメージという悪い刺激のほうが大きいのでしょうか。
フケや臭いは?
仮に本当にこの「シャンプーをしない洗髪方法」が抜け毛や薄毛を抑える素晴らしいものだとしても、やはり気になるのはフケや臭い。
いくらフサフサであっても、目に見えてわかるようなフケや、不愉快な臭いが目立ってしまっては元も子もありません。
毎日会社に行かなければならないサラリーマンにとってはなかなか難しい問題。
ましてや社内に(若い)女子のいるような会社であればそれは死活問題にまで発展します。
しかし驚くべき事に、フケが発生する原因の中で最も多いのが、シャンプーをする事により頭皮を痛めてしまう事らしいのです!
特に殺菌作用が高く洗浄力の強いシャンプーは要注意。
臭いに関しては、シャンプーをしない洗髪方法を始めて最初のうちは気になるものの、しばらくすると環境に順応するためか徐々に無臭になっていくんだという話を、そろそろ終焉を迎えてしまうのではないかと専らの噂のたっている某巨大掲示板で目にしましたが、実際どうなんでしょうか。
サラリーマンやOLなどの社会人にとってはなかなかハードルの高そうな「シャンプーをしない洗髪方法」。
薄毛が気になったり、様々な薄毛・抜け毛対策を施してみたものの効果が無かった(悪化した)という方は、勇気を出して実践してみるのもいいかもしれません。
因みに僕は、急にシャンプーを辞めるのはやはりちょっと勇気が要るので取りあえず毎日では無く一日おきにするなど、徐々に慣れさせてみようかなーなんて思ってます。
幸い社内に、フケや臭いを気にしないといけないような若い女子も居ない事だし(寂)。
てことで!
しろうめず@ShiroUmezでした。