こんにちは、しろうめず@ShiroUmezです。
もうじき実家に引越しをしなければならないのですが、引越し先は未だインターネット環境が整っていません。
このままではブログ更新はおろか、Wi-Fiでスマホも使えない・・・という事で、ネット環境を整えるべくまずは引越し先で契約可能なプロバイダや回線種別などを調査。
・・・するまでもなく、超が付く程の田舎で光ケーブルが来ていない為、ケーブルテレビ(CATV)でのネット回線一択なのであります。
ということで、実家のネット環境を整えるべく、宅内LANの構築や配線方法について考えてみました。
主回線であるCATV(ケーブルテレビ)のインターネットプランに申し込み
早速地元のケーブルテレビ会社に連絡し、下り160Mbps・上り10Mbpsの超高速プランを申し込みました。ええ、これで超高速ですよ超高速。#田舎あるある
光ケーブル1Gbps(およそ1000Mbps)の時代にケーブルテレビでインターネットとは。
しかも引越先は(何度も言いますが)過疎が進む田舎なもので、今後光ケーブルの需要が高まる可能性も極めて薄く、ケーブルテレビとは末永いお付き合いになるでしょう。ま、しょうがないですねコレばっかりは。
ちなみに元がケーブルテレビなのでインターネット回線のみで申し込みをする事ができないので、TV+インターネットでの契約となります。月額およそ7,000円。
LANケーブル配線方法を考える
さて、あとは業者さんに工事してもらうのを待つとして、実家でネットをするのに一つ問題がある為対策を考えなければ。それは、PCでネット接続したい部屋とは別に、リビングでもテレビやPS3でネット接続をしたいという事。
メインのPC部屋が2階でリビングが1階。
そうです。問題とは、LANケーブルの配線が長すぎて不格好になってしまう点。よくある悩みですね。
そこで、色々と考えた結果、思い切って屋外の外壁を配線してしまおうと思い付いたわけです。
LAN配線の準備・必要な道具等
- 屋外用LANケーブル(30m)
まずはコレ。
当初の予定では室内用の普通のLANケーブルを使うつもりだったのですが、調べたり専門の方に聞いてみたところ、室内用を屋外で使用するにはやはり被覆の耐久性に問題があるとの事。
夏の日差しや梅雨や台風時期の雨風、そして冬は結構積雪の多い地域なので、かなり劣化が激しく進みそうなのです。
LAN工事専門の知り合いが分かり易い例えを用いて説明してくれたんですが、
「輪ゴムが古くなると、白っぽくなりすぐちぎれるでしょ?そんな感じになるよ」と。因みに、耐久年数は1~2年ほどだとか。
というわけで屋外用LANケーブルを探してみたのですが、地元のホームセンターや電気屋さんはほぼ全滅!
さすがド田舎!都会ならあっという間に揃うのでしょうね・・・羨ましい。
で、ネットで探してみました。
調べてみると、外側の被覆が2重になっており、耐久性は抜群みたいです。ただそのせいでケーブル自体が硬く、取り回しに苦労するとの事。
それに室内用を無理矢理使って1年程で交換しないといけなくなる事を考えたら、少々高くても結果的にコストパフォーマンスも高くなりそうです。
- プラスドライバー
今回この屋外用LANケーブル、モデム設置予定の1階リビングから外に出し、2階PC部屋の外から入線する予定なのですが、共にエアコン用に開けられている穴を通して配線しようと思っております。
このような感じで。
エアコンのパネルを外したり、屋外のダクトカバーを外したりするのにプラスドライバーが必要です。
エアコン室外機の電源ケーブルやドレンホースなどを通すために壁面に開けられている穴は意外と大きい為、このように室内と室外を配線する時に利用すると便利。
因みに写真は光ファイバーのドロップケーブルと云われる、主に宅内に引き込むための細いケーブル。今回僕が入線するケーブルは被覆の硬い屋外用LANケーブルなんですが、その辺りどうなんだろうかと。
うまく通ればいいのだけど・・・まだ品物が届いていないので少々不安です。
- インシュロック
実は外壁に既に、ケーブルテレビの同軸ケーブルが張り巡らされていたので、今回は屋外用LANケーブルをこの同軸ケーブルに結束してしまおうと考えているわけです。
今回新たにケーブルを固定する為の留め具を外壁に打ち付ける必要がないので助かりました。
事前に準備しておかなければならない物はこの辺りでしょうか。
因みに高所での作業となりますので、二段梯子や長めの脚立も必要です。
僕の場合は職業上、高所作業車という便利な車が会社にありますので、当日拝借する予定であります。
まとめ
というわけで、引越先の実家でインターネット環境を構築するために、LANケーブル配線方法を考えることになりました。うまくいけばいいのですが、なにしろ実家は築40年の古い家です。いったいどうなることやら・・・
屋外か室内か?自分で工事するLANケーブル配線方法(再考編)へつづく
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