夜中、次女(もうすぐ2歳)の体が物凄い熱いので熱を計ってみると、なんと39.8℃・・・。朝になっても当然下がらず、保育園をお休みして妻が病院へ連れて行きました。
診断結果は「アデノウィルス感染症」。
アデ・・・え?なにそれ?って感じなんですが、どうやら妻はその病名を知っていたらしく不穏な表情をしながら教えてくれました。
アデノウィルス感染症とは
アデノウィルス感染症とはいったいどんな病気なんでしょうか。妻がいろいろとお医者さんに聞いて帰ったようなのでまとめてみます。
- 流行性のウィルスによる風邪で、乳幼児がかかることが多い
- アデノウィルス感染症の一部は夏にプールで感染することもあるため、別名プール熱と呼ばれている
- 40℃近い高熱が5日くらい続くことがある
- アデノウィルスに直接効く特効薬(インフルエンザでいうタミフルのような)は無い
- 感染力が非常に強く、症状が治まっても二日程度は保育園や学校を休まなければならない
これアレですね。インフルエンザみたいなもんなんでしょうか・・・。更に独自で調べてみると、アデノウィルス感染症には何種類か型があり、場合によっては脳炎などを引き起こすこともあるとか。
乳幼児がかかることが多く、髄膜炎、脳炎、心筋炎などを併発することもある。だらだらと長引く発熱、咳、呼吸障害など重症になることがあり、時に致命的なことがある。(Wikipediaより引用)
上記はアデノウィルス3・7・21型の場合とあります。この型が一番怖そう・・・。
プール熱とお医者さんがおっしゃるからには上記のwikiページでいうと我が子は3か4型なのか?3型でないことを祈るが。
次女の症状
実際の次女の症状も、
- 高熱
- 腹痛・下痢
- 涙目
- (たぶん)のどの痛み
と、4型として書いてある症状と酷似してるわけだし。4型は、
症状がインフルエンザに似ているため、「夏のインフルエンザ」と呼ばれることもある。(Wikipediaより引用)
とある。となると、インフルエンザになったときのようにまた家族を一巡するのだろうか?
治療法は休息と水分補給
上記の通り、アデノウィルスにはタミフルのような有効な特効薬がありません。したがって、熱やのどの痛みなど一つ一つに対しての薬で対応するしかないのです。
実際ウチの子も今回薬を処方されておりません。医師曰く、先日別の機会にいただいた鼻水止めの薬と、解熱用の坐薬をタイミングよく使ってくれとのこと。「休息」と「水分補給」をしっかりとしてあげてくれと言われました。
しかし、お茶や水を飲ませようとするとのどが痛いのか「いらん!」って首をプイっとされてしまう・・・。下痢や多量の汗による脱水症状が怖いので、しつこく何度も水筒のストローをくわえさせて無理矢理飲ませましたけど。
高熱時は熱性痙攣(ひきつけ)が怖い
急性脳症を熱性痙攣と勘違い
子供が高熱をだすと、僕たち夫婦はどうしてもある病気が頭をよぎり不安になってしまいます。
それは熱性痙攣によるひきつけ。
長女が3歳になってすぐの頃、40℃近い高熱が何日か続いた後ひきつけを起こしました。
結局それは急性脳症という脳の病気によるものだったのですが、当初僕たちは「高熱時に幼児に起こることがある熱性痙攣によるもの」だと思ったわけです。かかりつけ医も最初は熱性痙攣と診断し、熱性痙攣の治療薬である「ダイアップ坐薬」を処方しました。
用法通りに服用するも症状が治まらないため再び病院に連れて行ったところ、上記の急性脳症と診断され、入院することになったのですが・・・。その時のお話は↑のリンク先に書いてありますので興味のある方は飛んでみてください。
子供がひきつけを起こしたときの対処法
(熱性痙攣によるものでは無かったのですが)長女がひきつけを起こした時の教訓として、現在子供たちに対し僕たち夫婦は次のことを心がけています。子供がけいれんを起こしたときは・・・
- とにかく慌てない
- けいれんの様子(けいれんしている時間・けいれんしている箇所は体の右側か左側か、それとも全体か等)を正確に観察してメモる
- 遠慮なく救急車を呼ぶ
- 救急隊員や到着先の医師に、けいれん時の症状を細かく伝える
- 大丈夫!けいれんは一時的なもんだから!
「遠慮なく救急車を呼ぶ」は長女ひきつけのときに大学病院の担当医からお墨付きをいただきました。とにかく遠慮するなと。症状をメモしたら迷わず119番に電話しましょう!
【まとめ】保育園は病気のデパートとはよく言ったもんだ
以前誰かが言ってました。
「保育園ってお金を払って病気を貰いに行くところだよ」って。
わかるわ~・・・。保育園は病気のデパートとはよく言ったもんだ(涙)。
保育園や幼稚園に通うまでは、梅雨や冬場は人ごみを避け、流行の病をうつされないようにと大事に大事に育てられた子供。しかしこうやって社会に出て、様々な病気にかかり克服して強くなっていくんだよなぁ。(アデノウィルスは耐性がつきにくく、何度も発症したりすることがあるらしいけど・・・)
でもある程度は仕方が無いにしても、しっかりと予防することは大事。手洗い・うがいは徹底しないとな・・・と心に誓うしろうめず@ShiroUmezでした。
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