こんにちは、しろうめず@ShiroUmezです。
皆さん、テレビや新聞等の報道ってどこまで信じてます?
「どこまで信じてますって?テレビや新聞は公に情報を流さなければならないから責任がある。真実しか流さねーだろ馬鹿野郎」って?
そんなお花畑な幻想は今すぐゴミ箱に捨てたほうがいいです。テレビや新聞は昔から、情報のほんのさわり、所謂氷山の一角のような部分しか、我々視聴者に伝えてくれていません。
まずはこちらの動画をご覧ください。(女性が泣き出す映像です。不快な方は他記事へどうぞ!)
【放送事故?】NHK山形のお天気お姉さんが泣き出す映像
この映像はその後削除される可能性が高いので、文章に書き起こしてみます。
(追記/その後案の定削除されてしまいましたので、キャプチャ画像に差し替えました。)
時刻は6:31、NHK山形の気象予報士である岡田みはるさんという方が、朝の山形県の天気予報を伝えています。
「現在の鶴岡市の様子を見て見ましょう」→画面、街の風景が映し出されてはいるが左下に「新庄」の文字。
「冷たい北西の風が・・・」と話し続けようとした岡田さんに対し、スタッフ(?)が小声で「新庄、新庄」と指摘。「えー現在の新庄市の様子です」と言い直し、新庄市の様子を伝え始める。
その後各地の気温の画面に移り変わり、「では今日の県内の気温を振り返ります。」と続ける岡田さん。各地の最低気温を伝えていくうちに「酒田・・・6.1℃・・・」とこのあたりから涙声に。
その後はもう誰が聴いても、明らかに泣きながら喋る様子がわかります。この後、気温の画面から岡田さんを向かって右に置いた衛星画像の大写しへ。
俯き、涙を堪える岡田さん。とうとう手で涙を拭い、意を決したように「では今日の雲の動きを衛星画像で振り返ります。」と始めるも、完全にグズグズ・・・。
「低気圧はオホーツク海に・・・」とここで画面の衛星画像が天気図に変化。咄嗟に手元の資料に手をやる岡田さん。するとまたすぐに画面は切り替わり、どこかの街の風景に。
画面は風景だけど岡田さんは「明日朝9時の予想天気図です。」と始めます。その後数秒無言。風景映像が流れ続け、「えー明日朝は冷え込みが強まって、気温が氷点下となるところが多そうです。各地で・・・」と一気に早口で原稿を読み始めます。それはもうまくし立てるかのように。(画面は風景のまま)
スタジオの男女二人のニュースキャスターの画面に変わり、男性が謝罪。「失礼しました、ではニュースを続けます」と言ったところで動画は終了。
何故泣き出したのか。原因は?
さて、このお天気お姉さんに一体なにが起こったのでしょうか?何が原因で泣き出したんでしょうか?記事元である産経ニュースより引用しますと、
傍らから「新庄、新庄」とのディレクターらしき声。「え、現在の新庄市の様子です」と言い直した。ここで動揺したようだ。
とあります。なるほど、岡田さんが報道する順を間違えて始めてしまい、注意されたことにより焦って動揺してしまったということですね。
でもそれ本当?本当に間違えたの?本当は、最初は鶴岡市の様子を伝える予定では無かったの?映像が間違ってる可能性は?
まぁそれは我々視聴者にはわかりません。内部の人しか知りえないこと。
不自然な画面遷移
1:20辺りで衛星画像と岡田さんに変わったあと、画面を差しながら説明を始めようとした岡田さん。すると即座に(1:39)画面が天気図に切り替わる。その様子を見てすぐに手元の資料に手を当てる岡田さん。
これ不自然じゃないの?明らかに岡田さん慌ててるんですけど・・・。
その後も「明日朝9時の予想天気図です」と喋ってるのに画面は何故か街の風景。そして無言になってしまう岡田さん。
あのさー、浅はかかもしれないけど、これ・・・イジメじゃね?
グダグダはこの日だけでは無かった!?
真相はわかりませんが、とある巨大掲示板にて、地元の視聴者と思われる書き込みを発見したので引用します。
毎日毎日こんな感じだった
見ていて痛々しくて
ついに今日の涙だった
これがもし本当なら、冒頭の「新庄」の部分から泣き出してしまったことも納得がいきます。とうとう堪えきれなくなったのかな?って。
目で見た事だけが真実ではない
上記の書き込みを全面的に信用するつもりはありません。どこの誰の発言かもわからないので説得力もなにもないから。でも、「もし本当なら」と再考することができますよね。
実は僕、このニュース記事を最初に読み動画を見た時、最初に感じたのはお天気お姉さんへの落胆(?)でした。おいおい、言い間違えたくらいで泣くなよ・・・、そんなに動揺することかよ。と。
そうです、記事元(産経ニュース)の「ここで動揺したようだ」の文言がしっかりと頭にインプットされてしまい、その文言に基いて映像を観てるわけです。何も考えることなく、「動揺して泣いた」と思い込んでしまってるんですよね。本当はここまでに至るプロセスがあったのかもしれないのに。
最たるは新聞記事の大見出し
テレビや新聞のニュース報道を「悪い」とか「いい加減」とか言ってるつもりではないんです。ニュースはこの他にも沢山あるので、それを全て伝えるためには様々な事を端折り、伝えなければなりません。その代表が「新聞記事の大見出し」ですよね。
「安倍内閣、12月にも解散総選挙か」
なんて大見出しがあったとします。例えばですよ?w
これだけだと「ええ!?とうとう解散するの?選挙かぁ」となるんですが、後に続く記事をちゃんと読んでみると、法案との兼ね合いを記者が勝手に計算して予想したのが12月であるってだけに過ぎない記事だった―――なんてことは日常茶飯事。
おまけに総理大臣本人はしっかりと否定していた、なんてことも、これまた日常茶飯事なわけで。
結果、この新聞報道の大見出しだけでは真実なんて何一つわからないってことになります。
【まとめ】立ち止まって考える習慣を身に付けたい
その時点で目にしたものが真実とは限らない事柄は、世の中に沢山あります。
冒頭のお天気お姉さんの件だって、書いてるようにこの日までに沢山の要因があったのかもしれない。毎日毎日イジメられていて、堪えきれなくなったものがたまたまこの時にあふれ出てしまったのかもしれない。(プロとして失格だーとかそんな事(指摘)はどうでもいいです。そんな話してるつもりは無いです。)
そこまでのプロセスを自分なりに考える事により、今よりもっと自分を高められるのではないかなっていつも思います。
立ち止まって考える習慣を身に付けたい―――「考える」を大切にしたいなって、改めて思ったしろうめず@ShiroUmezでした。
では以上です!
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