【雛祭り】お雛様とお内裏様の飾り方、どっちが右でどっちが左?

豆知識

今年ももうじき雛祭りの日がやってきますね。

第一子である長女が産まれてから我が家も毎年雛人形を飾っていたのですが、今年は引っ越しの準備と重なる為、断念しなければならないかもしれません。

年中行事は季節や区切りのケジメをつけたり、日本人的な感覚を子供たちにも自然に身に付けて貰いたいので極力欠かしたくはなかったのですが、今年ばかりは目を瞑らなければならない状況かも・・・。

1日だけでも飾る?なんて夫婦で話し合ったりしてますが、どうしたものか。

さて、毎年この時期に悩むのが、お雛様とお内裏様の並び方。

どちらが右でどちらが左?

僕たちの親世代は当然のように、向かって左が男雛(お内裏様)・向かって右がお雛様と言うのですが、その並び方にはなんの意味があるのか。

逆ではマズイのかなど、少し気になったので調べてみる事にしました。

 

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一般的な並び方

一般的なのは向かって左が男雛(お内裏様)・向かって右がお雛様。

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一般的というよりも、「現代では」これが一般的と言った方が正しいです。

明治以降、日本が西洋化して以降初めてのご即位を迎えられることになった大正天皇が、即位式にて(西洋の文化に倣い)右に立たれた事からそのような並びにになったのではないかと云われているようです。

更に、昭和天皇も昭和三年の御即位以来、ご自分が右に立たれ、香淳皇后が左に並ばれるという形をとられていたためそれに倣い、雛人形も同様な並び方で飾るようになったというのが現代的。

あ、説明を省きましたが雛人形は昔から(平安時代には既に雛飾りの文化があったとされています)天皇皇后両陛下のお姿を模した人形であると云われています。

しかし本来日本では「左が高位」という伝統がありました。

朝廷の官位でも、右大臣より左大臣の方が上位でしたし、左うちわなんて言葉もあります(一般的な利き手である右手では無く左手でうちわを仰ぐことにより、あくせく働くでは無く優雅な様子を伝える例え)。

ohinasamahidari

 

どっちも正解?

結局のところ、どっちも正解なのではないでしょうか?

どっちでもいいんじゃね?っていうと元も子もないのでせっかくなのでまとめてみましょう。

この歴史を踏まえた上で、左右どちらが正しいかと考えると、

・江戸以前を重んじるならば向かって右がお内裏様で向かって左がお雛様。

・明治以降を重視するなら向かって左がお内裏様で、向かって右がお雛様。

とするのがよろしいようですね。

てことで!

しろうめず@ShiroUmezでした。

豆知識
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考えるオヤジ

コメント

  1. 確かにどちらでも良さそうですね。
    結果的にそうなった、
    ということでいいのかもしれないです。
    お忙しいようですが、できれば
    飾りたいところですよね。

  2. 金山さま
    コメントありがとうございます。
    子供も喜ぶので本当は毎年欠かさず飾ってやりたいんですけどね~。
    今年だけは引っ越し準備の関係で余裕が無さそうです。