しろうめず@ShiroUmezです。
厄年を何事もなく終えることができた現在42歳の僕ですが、今、人生で一番高いお買い物をしようと企んでいます。
その商品とは・・・そう、家。
家、建てます。はい。
言っときますが宝くじが当たったわけでも資産家の親から莫大な遺産が手に入ったわけでもありません。
ので、35年ローンを組みます。今から。77歳まで。
さて今日は、低所得貧民代表にも選ばれそうなこの僕が、なぜそのような無謀とも言える計画をするに至ったのかといった経緯を書いてみたいと思います。
僕42歳・妻30うん歳・娘二人+αな我が家
もしかしたら僕と同じように、40過ぎてから35年ローンを今まさに組もうとしてるお仲間さんがこのブログにたどり着いてくれてるかもしれないので、まずは我が家の家族構成を書いてみます。
僕・2年前に転職した42歳
何度も書きますが僕は現在42歳。いわゆる普通の、平均的なサラリーマンやっとります。
現在の会社の在籍年数は2年半。15年以上勤務していた以前の会社が無くなり、今に至る。
やべぇwww会社潰れたwwwww
— しろうめず (@ShiroUmez) 2016年6月15日
っしゃ、来月から仕事決まった!
— しろうめず (@ShiroUmez) 2016年7月26日
年収は、・・・あー、包み隠さずなんでも書いとこうと思ってたけどやっぱなんか恥ずかしいもんですね。
てことでぼかして書きますが、我が県の40代平均年収を、すうまんえん下回るくらいな感じ。※ググっちゃやーよ
車のローン等を含め、今んとこ借金はありません。
妻・30うん歳のパートタイマー
奥様は30うん歳でパートタイマー。
10年ちょい前に結婚してからは僕の扶養に入ってるので、年収は100超えない程度。
後ほど詳しく書こうと思いますが、今回家を建て替えるのは、実は現在住んでる実家ではなく、新しく購入した物件。
今回その物件を現ナマでぽーんと買ってくれたのは、何を隠そう奥様でございます。
「今後何かあったときのためにとっておいたお金」だそうです。そんな大事なお金を家族のために迷いなく使ってくれた妻に、感謝でいっぱい。一生頭が上がりませぬ。
「コミュ障について調べようとしたら出てきた記事だけど、ただの惚気やんけwww」
と、以前知らない人に酷評された妻についての記事でも貼っときます。こんな奥さんよ。
子どもたちは小学1年生と年中さん
我が家の宝は小学1年と年中の姉妹。
実はこのブログの主役なんですよね、この二人。
そう!そうなんだよ、ここって子育てブログなのよ!?(本人も忘れていた驚愕の事実)
まぁ今更そんなこと(ブログの趣旨)どーでもよくなっちゃうような雑記になりましたけどね、まぁどーでもいいですねそれこそ。
ローンを払い終えたとき、長女は42歳。今の僕とタメになってるわけかwww笑うw
爺ちゃん&婆ちゃん
あと、娘たちの爺ちゃん&婆ちゃんですね。まぁ僕の両親なわけですけども。
今どき珍しい三世代家族ってやつです。
両親は今もなお現役で、近所で食料品店を経営しておりまして。ちなみに父の古希祝いを1年半前くらいにやりました。まぁそんなお年頃な両親です。
で、今回家を建てるにあたり、僕が一番悩んだのがこの両親のこと。
「悩んだ」と過去形で書いてますが、物件を購入した今も悩んでます。いや、これからも、多分死ぬまで悩み続けるんじゃないかなって。
まぁそのへんの葛藤も、今後このブログに残せていけたらいいなぁと思ってるところ。
売出し物件は土地建物込みでなんと○百万円!
本当は実家を建替えたかったんだけど
新しくて綺麗な家に住みたい!って願望、程度の大小はともかくとして多くの人が持つものだと思ってるんですがどうでしょうか?
かくいう僕も、そして妻も、前々からその願望を心の隅っこに隠しながら生活していました。
2年くらい前にね、今住んでる実家をリフォームなり建て替えるなりしようよって盛り上がった時期があったんです。
けど、その計画は一瞬にして消え去りました。その理由は・・・
親の借金の担保として、この家が抵当権設定されていることを知ったから。
まぁそもそも親の持ち家だからね、ここ。
大きなお金を出してこの家を綺麗にしても、親にもしものことがあって借金返済のめどが立たなくなったとき、当然のことながらこの家は競売にかけられ、売られることでしょう。
まぁそのあたりの詳しい法律とか全然わからんから、いろいろと憶測でしか考えることができないけども。
そんなこともあり、この実家をどうこうすることについてはウヤムヤになったような雰囲気を醸しつつ、自然消滅していたのでした。
売りに出された近所の家のお値段は格安の・・・
それから二年ほど経過したある日、近所(つか二軒隣)の家が売りに出されているのを妻が発見。
すかさず物件情報を僕にLINEしてきたのが今回重い腰を上げたことの発端だったわけです。
しかし、鼻息の荒い妻に対し、そのときの僕は至って冷静でした。だってさー、
俺もう42だぜ?
四十路過ぎてんだよ?
今から35年ローン組んだら・・・77歳ですよ?
そうなんです。そのとき、綺麗な家に住むことに対して、すでに僕の中で今更感が芽生え始めていたんです。
このあたりだと土地が1000万弱くらいでしょ?で、建物だって最低でも1500万とかするんでしょ?あと諸費用やら外構やら家具やら家電やら・・・
3000万くらい?
いや無理死ぬw
いや死んでも払えん。
妻からLINE受け取ったときは正直こんな気持ちでした。
そして立て続けに来たLINEを見て衝撃。
「土地建物合わせて200万だってー♪」
やっすwww
今後のマイホーム計画について
リフォームか建替か
その物件は僕が子供の頃、よく一緒に遊んでた少し年下の男の子の家。近所だからね、当然その家の家族構成なんかはしっかりと覚えてるわけで。
その若い世代は都会に居を構え、親御さんも亡くなり、いつの間にか空き家になってたわけです。
築40年以上経つボロボロの家だし、住んでた家族のことも知ってる身としたら、これはもうリフォームではなく新しく建て替える選択肢しかないわけで。
けどしつこいようだけどもう40超えてますからね?もう大きな借金はしたくないのです。怖いんです。
だから老後の負担にならない程度のローンを組むつもり。
土地安かったしお母ちゃんが払ってくれたしね。それでも1500万はギリギリかな・・・とか漠然と考えてるところ。
両親について
上でもちらっと書いたけど、僕の両親についてのことはもうずっとずっと悩んでます。
これからもずっと、死ぬまで悩み続けることでしょう。
何をって・・・
「家を継ぐつもりで実家に帰ってきたのに、親の借金を背負うのが嫌で相続を放棄する前提で、実家から逃げ出し別の世帯としてやっていくこと」をです。
幼い頃からずっと「お前は長男だから将来この家を継がなければいけない」と親・祖父母・叔父等親戚に言われ続け、育ちました。
洗脳だよね?今思えば。
本当にそれでいいのか?逃げていいのか?
実家に残り続け、家の財産も借金も、代々引き受けてきたように自分も引き受け、マイナス分は息子の自分が返していくのが筋なんじゃなかろうか?
両親は当然それを願っていたし、息子がそうしてくれるもんだと信じていました。
だから今回、実家を離れることに対して相当なショックを受けたようです。そりゃそうだよね。
老いた親のこと、俺世代の皆はどう思ってる?
息子(娘)として、親の強い強い希望を、どこまで汲んであげたらいい?
— しろうめず (@ShiroUmez) 2018年12月7日
あれよあれよと話が進み、今じゃ流されるように「仕方ない」という境地なんだろうね、親も、「自分らのどっちかが死んだら片方面倒みれくれや」と自虐ぎみに言います。
僕個人としては、両親二人も一緒に新しい家に住めれば・・・と思ったりするんですが、まぁそれは無理だろうなぁ。
相続のこともあるし、何より親自身が「この家に愛着があるからここに住み続ける」って言ってるし。
嫁さんだってそりゃ、ね。
42+35=77歳まで頑張ります
まぁそんなわけで、今後は土地の本契約(この記事を書いてる週の週末)を控え、それから工務店・銀行選び、土地に建ってる古い家の解体・新築・・・という流れになると思う。
ほんと、いろんな考えや葛藤がありますよ、この歳でそんな大きなものを買うことについて。
けどもう決めた。妻としっかり話し合って決めたことだからね。
未来を見て、とにかく頑張るしかないわけで。
ではでは。