久しぶりにスーパーへのこのことついて行くと、未だ1月だというのにしっかりと節分とバレンタインコーナーが設置されてました。
大人が鬼の面を被り、鬼は外~!と叫びながら全力で豆をぶつけてその鬼(役)を外に追い出し、福は内~!と家の中に豆をまき、さてこの散らかった豆は誰が掃除するのやら・・・とため息をつきつつ晩酌。
我が家ではそんな流れの節分の日なのですが、まぁどこもこんな感じでしょう。
という事で本日のお題は「節分」について。
トラウマになるほどの恐怖の鬼
それにしてもふと考えると子供が産まれるまでは、節分の日なんてすっかり記憶から消去されていました。
いや節分の日だけではなく、子供が居ない時は年中行事のほとんどに興味が無かったなぁと思うのですが、そういう親御さんって多いんじゃないでしょうか?妊娠中の戌の日の腹帯に始まり、お宮参りにお食い初め、桃の節句に七五三とイベントてんこ盛り。
全くといっていいほど年中行事に興味が無かった自分が、子供たちにはキッチリと行事して欲しいと思うなんて、親ってのはおもしれーヤツだなぁなんて思ったりするわけですが。
さて、節分に話を戻します。
我が家では上の子が産まれてから今年で4度目の節分の日を迎えます。
一昨年は未だ下の子が産まれておらず上の子だけでしたが、大人が鬼になり豆まきをする、スタンダードな節分の日イベントを行いました。
が、去年は行いませんでした。
下の子がまだ生後間もない頃だったからというのもありますが、本当の理由は、その一昨年の節分の日、鬼役となった妻の演技が恐ろしすぎて、父娘共々トラウマになりかけたから。
思い出すだけで冷や汗と共に背筋に悪寒が走る・・・。
今まさに、PCに向かう僕の背中側のキッチンで晩飯の支度をしてくれている優しいはずの妻。その妻の持つ包丁が、怪しく、鈍く輝く切れ味の良いナタに見えてしまうような錯覚に陥るほどのトラウマ・・・。
あの日の妻の形相、血走る白目、開ききった瞳孔、あれこそ正に、鬼嫁!!(お前それ言いたかっただけだろって思った方。はい、そうです。)
それに実際は鬼のお面のせいで表情は見えませんでしたけどね。とにかくもう迫真の演技でした。
ヴオオオオオアアアアアアアア!!!!!
聞いたことも無いような雄たけびをあげながら、僕と娘に襲い掛かる鬼(嫁)!
(スーパーで買った豆についてた赤鬼のお面・100均で買った金髪のヅラ・何故か全身タイツ(黒))
悲鳴を上げ泣き叫ぶ1歳半の娘、その娘を必死にかくまいながら鬼(嫁)に豆をぶつけつつ心臓バクバク&ちびりそうな父!
「や、やめろー!お、鬼め!む、娘ちゃんはおおお父さんが守るぞー!(涙目)」
数分の格闘の末ようやく鬼(嫁)は降参し、玄関の外へと逃げていったのでした。
鬼役に父親は厳禁!?
ところで、何故妻(母親)に鬼役をしてもらったのか。
それはその年の節分の日の直前、知人に、
「鬼役は父親がやらないほうがいい。子供の前で恐ろしい鬼をやっつけて見せ、ここぞとばかりに強いお父さんをアピールするのだ!」などと入れ知恵をされたから。
果たして娘にちゃんと父親らしさをアピールできたのか、涙目で応戦する父の姿を見られていないかが少々不安ではありますが、少し調べてみるとなんと以前テレビで取り上げられていたみたいです!
少し長いですが引用します。
さて、節分の豆まきは子供の成長にとって大きな意味がある行事だと言います。
そこで、豆まきを初めて行う家庭を訪ね、初豆まきを観察することに。
プロの神楽師が演じる本格的な鬼の登場に、泣き叫ぶ子供。
そこでお父さんが一人で豆をまき鬼を退治すると、なんと子供は「世界一強いのはお父さん」と答え、お父さんの評価がぐっと上がったのです。
さらに各家庭を巡って実験してみました。
まず世界で一番強い人の絵を描いてもらい、豆まき終了後に、もう一度世界で一番強い人の絵を描いてもらうと、以前はお相撲さんやお化けなどでしたが、豆まき後は5人中4人が世界一強い人をお父さんと答えたのです。
豆まき風景(豆まきで親子の絆が強まる)そこで、豆まき前後での子供達の脳波を比較してみました。
まずは、お父さんに抱かれた状態で最初に怖いお化けを見ると脳の前頭葉部分が赤く活性化し、怖がっていることを示す状態になりました。
しかし、豆まきでお父さんが鬼を払った後、再びお化けが出ても、脳には赤い部分が少なく落ち着いていたのです。
つまり、豆まきはお父さんが鬼を払うことで、親子の絆を強める大切な行事でもあったのです。
実際にも、昔から豆をまくのは家長の役目でした。
本来、お父さんが節分で鬼役をやるのはNGなのです。
外部リンク知識の宝庫!目がテン!ライブラリーより
これは凄い。科学的に立証されていたわけですね。
最近父親としての威厳がなくなってきたなぁなんて悩んでおられる全国のお父さん方。(奥さまや家族の方と相談したうえで)今年はそんな感じでやってみてはいかがでしょうか?我が家も、妹ちゃんも大きくなってきたし、一昨年ぶりに節分イベントを行おうと思います。
鬼(嫁)の恐怖に耐えられるかわかりませんが。
てことで!
しろうめず@ShiroUmezでした。