先日ちょっとだけ深刻そうな顔をした後輩に、「しろうめずさんにしか言えない悩みがあるんだけど、聞いてもらっていい?」と持ち掛けられました。
「誰にも言わないでくださいよ!」
え、なにそれ、そんなの言われたらみんなに言いたくなるじゃん!内容すら聞いてないのに!「いいな、言うなよ?絶対言うなよ?」なんて、俺の口を使って広めてくれって言ってるんだよな?前振りだよな?
なんて、頭の中でダチョウ倶楽部的なノリと格闘しながら冷静に「どうしたん?」と尋ね返してみたところ「彼女ができたんです」と。
おお、それはおめでとう!良かったな~・・・って、で?そんなん中学生でもあるまいしイイ歳したオッサンがわざわざ隠すことかよwなんて笑ってると、さらに真剣な顔した後輩が言うんです。
「ネトゲで知り合ったんすよ・・・その彼女と・・・」
あー・・・。それね。そういうことね。確かに、それ俺にしか話せないヤツや。
僕も実は以前ネトゲで知り合った女性とお付き合いをした経験があるんです。さらにその女性、嫁さんだったりするんですね。そう、いわゆるネトゲ婚ってヤツです。
ネトゲ婚する上での心構え
この件に関しては以前記事にしたので興味のある方は読んでみてください。
さて、で、例の後輩くん。
「この先結婚とかの話になったときのために、ネトゲ婚の心構えみたいなモノあったら教えてください!」
お、おう・・・。(心構え・・・だと?)
ということで、ネトゲで知り合ってその後結婚したという特異な経験を持つ自分が、後輩に話したネトゲ婚の心構え()を伝授します!
理解者はきっといる!堂々としとけ
ネトゲ婚をする上で一番のネックはやはりコレでしょう。周りの人に一体どう話せばよいのだろうか?理解を得られるのだろうか?という点。
結論から言うと、堂々としとけ。
きっかけはどうあれ、男女が出逢い、お互いが結婚するという意思を固めることは、人生において一・二を争うほど重大なことで、素晴らしいこと。堂々と話せばいいです。
友達がキモがらないか、ドン引きしないかとか気になりますよね?うん、するヤツはします。だからほっとけ。ネタになったくらいの軽い気持ちでいればいいんじゃないかな?
あと、理解者は必ず居ます!結構います。
僕たちの場合、それぞれの兄弟の反応は非常に良いものでした。僕の妹は、きっかけどうこうより兄が結婚することを普通に喜んでくれました。
そして嫁の兄弟なんですが、妹が腐女子だったりします。アニメオタク&ゲームオタク。(嫁がゲームを始めたのも義妹に誘われたのがきっかけだったとのこと。)なので、普通に羨ましがってましたね。「私もネトゲで彼氏が欲しい!」ってw
義母もその会話に参加し、「そうだね、アンタもいい人見つけなよ~オホホホホ」みたいな反応。ちょっと理解ありすぎですかね?
けど実際そんなもんかもしれませんよ?本人たちが気にするほど周りはきっかけなんて気にしてないのかも。
出会いのきっかけをどうしても隠したいときは
それでもどうしても言えない!ネトゲで出会った相手と結婚するなんて口が裂けても言えない!って人はどうしたらよいか。
ま、嘘をつくしかないんですけど、その場合「ネットの趣味関係のサイトで知り合った」くらいでいいんじゃないすか?
今やネットで人と人が知り合うなんて、極々当たり前のことになりました。男女間に限らず、ネットで知り合った相手と会社を興したりする人たちだって大勢いるわけで。
ゲームってところが引っかかるんならそこだけモザイクかけとけばいいんじゃないかな。なので「ネットの趣味関係のサイト」ってことで。
ネットで出逢うなんて、もしかして出会い系サイト!?なんて誤解されるのが一番怖いですよね?そこはしっかりと否定しましょう。相手の反応がなんかおかしいな、と感じたら向こうが何も言わなくても「出会い系じゃないよ?」と付け加えときましょう。
遠距離なら結婚式大変かもよ?
僕と嫁さんは遠距離恋愛でした。山陰地方と甲信越地方。西日本と東日本。天下分け目の関ヶ原の西側と東側。JRを駆使して最短で6時間半かかる距離です。
会いにいくのは時間的にも金銭的にも勿論大変でした。なので結婚式をするとなるとそれはもう大変です。
何が大変かって「式場をどこにするか」ってこと。夫側の街にするか、妻側の街にするか、それとも間をとって距離的に真ん中の街にするか・・・。
主賓来賓などを呼ばなければならないわけで、式場選びは本当に大変だと思います。
実は僕たちは、僕たちの結婚式に誰一人呼びませんでした。お互いの親すらも。
二人の行きたかった沖縄の式場で、新婚旅行を兼ねて二人だけで行いました。
海の見えるそれはもう素敵な教会で、優しそうな神父さんと式場のスタッフが見守ってくれる静かで暖かい結婚式。思い出しただけでも胸が熱くなるような感動の結婚式でした。
事前に、お互いの実家の近くで親戚などを読んでお披露目お食事会をしました。2回やったわけです。山陰と甲信越で。これが披露宴の替わりですかね。
結婚式を沖縄で二人だけでやりたいという滅茶苦茶なわがままを受け入れてくれたお互いの両親には、感謝してもしきれません。というか両親くらいは呼んであげるべきだったなと少し後悔しています。
【まとめ】ネトゲは所詮はきっかけにすぎない
ネトゲ婚の心構え!なんて大層なもんじゃないですが、以上のようなコトを後輩に話しました。まぁそんな気にスンナと。
ネトゲで出会っただとか知り合いの紹介だとかナンパだとか合コンとか、結局所詮はきっかけにすぎないんです。その後はごく普通の、どこにでもいる夫婦であり、家族として生活するわけです。
騒がれたとしても最初だけ。周りに話すのは度胸がいるかもしれませんが、のど元過ぎればなんとやらデス(って別に悪いことしてるわけじゃないのでこの表現はおかしいかw)。それどころか、のちにイイ感じの話題ネタになりますよ!
てことで以上です。
しろうめず@ShiroUmezでした。
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