「年収300万で子育て」は無理?というコラムが某所で話題になっていたので、コレについて思うところを書いてみます。
この手の話題なると、大掲示板は基本的に荒れます。経済的な劣等感もあれば、子育てに対する考えが人それぞれ違うという点もあるからでしょう。
今の世の中、多種多様な意見があるのは大変良い事ではあるけど、このコラムにある通り「子育ては大変」ばかりが独り歩きしすぎてしまっていると感じます。
「子育ては大変」は照れ隠し?
確かに子育ては大変。人ひとり育てるってのは体力的にも精神的にも経済的にもそりゃー大変ですよ。だけど、大変大変って言うくせに親たちの口元は緩んでる。そう、ただの照れ隠しな部分もあるんだよね、この「子育ては大変」って言葉。
照れもあるだろうし、『楽しい』『かわいい』って言いすぎると、子供が熱を出して休むようなときに肩身が狭くなる。だから同僚には家庭の大変さをアピールするっていう、ある種の処世術だと思うんです(※上記コラムより引用)
僕も子供がいない時はこの感覚がわからなくて、「子育てって大変そうだな。ヤダヤダ、俺にはできねーわ」なんてその言葉を直接的にとらえていました。
二児を育ててる今、まさに会社で言ってしまってます。「いや~・・・つれーわ。マジつれーわ。なんといっても夜泣き。おかげで寝てねーわ。マジ寝てない。眠いわ~・・・。俺夕べ2時間しか寝てない。つれーわ~。」
こんなの聞かされたらそりゃ「子育ては大変」ばかり独り歩きして当然かもしれませんね(いやここまで酷く言ってないと思うけど)。
だけど僕はハッキリと言いたい。
子育ては大変って思いよりも、嬉しい・楽しいという感情のほうが大きい。だから子育ては嫌だなんて感情これっぽっちもありません。今はね。
パパOSインストールで人格が変わる
正直、子供が産声を上げたその瞬間から世界が変わりました。冗談や誇張ではなく。上記のコラムではこれを、「頭のOSを、独身OSからパパOSに入れ替えたようなもの」と表現されていますが、なるほど、巧い表現だなと。
「パパOSをインストールしたら、自分の子供はもちろん、ほかの子供までかわいく見えるし、些細なことに感動しやすくなりました。独身時代と比べて、情緒が1.6倍増(当人比)みたいな感じ。これが、親になるってことなんでしょうね」
まんま同意です、僕も。ほんとね、子供の事になるとなんでこんな事で涙が出てくるんだろう?ってくらい、簡単に感動してしまう。
初めて寝返りをしたとき、立ったとき、歩いたとき。ご飯を口にして「おいちー」と言ったとき、自分の言葉に反応してうなづいてくれたとき、初めて「おとーたん」と呼ばれたとき。
もうね、毎日が感動です。忙しいくらい。
【まとめ】大変アピールはほどほどに!
子育ては確かに大変です。だけどそれを余裕で上回るほどの感動がある。だからやっていける。
子育てに悩むお父さんお母さん、感情が爆発しそうになったら一つでもいいので、子育てで感動したときのこと思い出してみてください。思い出せないくらいイライラしてしまったときは、怒りをコントロールする術を身に付けるのもいいでしょう。怒りはコントロールできますよ!
それから、会社でいつも「子育ては大変だ」って言ってまわってるオヤジさん。これからはもう少しそれ控えてみましょう。その何気ない一言が、社内の独身者の結婚意欲を削いでいるのかもしれないw
「我が子は可愛い可愛い」まで言っちゃうのは恥ずかしいかもしれない。だけど「寝てないアピール」をやめるだけで、世の少子化問題が改善されるかもしれませんよ!(言い過ぎ?)
以上です!
娘たちが可愛いいアピールしすぎて、子供のことで会社休みにくくなってしまったしろうめず@ShiroUmezでした。
(とか言いながら気にせず休んでますけどw)