アパートから実家に引っ越したので引越しの手順などをまとめてみたの続きになります。
前回は主に「引越し荷物の移動」についてを主にまとめてみました。この記事では引越しに際しての各手続きの方法を中心にまとめていきたいと思います。
郵便局へ転居届を提出
郵便局に、「転居届」をだします。郵便局に置いてある専用のハガキに旧住所や新住所を記入して、そのまま手渡しでもいいですし投函でも大丈夫です。
これは旧住所に届いた郵便物を、1年間だけ新住所に転送してくれるというサービスをしてもらうための手続きとなります。
内部で手続きが完了するまで数日かかるようなので、スムーズに転送サービスを受けるためには、この手続きはあまり転出日ギリギリにならないほうがよいと思います。
ゆうちょ銀行の口座を持っている方はこの際に通帳の住所変更もしてしまいたいところですが、その手続きをするには新住所に住んでいる事が証明できる本人確認証(運転免許証など)が必要となります。
少々手間がかかりますが、ゆうちょの手続きはこの時点では難しいので(新住所に住み始めた証明書が無い場合)また後日出かけてみましょう。
市役所・町村役場への届け出(転出届・転入届)
順序としては、まず旧住所の市役所や町村役場へ転出予定日までに住所転出届を行います。
その後新住所の市役所又は町村役場へ転入届を行うわけですが、このあたり、順序良く(要領良く)行わないと、書類が足りないだのまずアッチに行ってくれだのたらい回しされてしまう恐れがあるので、順序を確認しながら進めていきます。
転出届
旧住所の市区町村役場で届け出ます。
必要なものは役所にある転出届に必要事項を記入したもの・印鑑・加入者は国民健康保険証も。
本人又は世帯主(又は代理人)が届け出なければなりませんが、本人確認書類を添付し郵送もできるようです。
このときに転出証明書がもらえますが、これは新住所の市区町村役場で転入届を行う際に必要となりますので無くさないよう注意!
中学校3年生までの子供がいる場合、児童手当廃止届も必要となります。
更にこども医療費受給者証など特別医療控除の証書などの返還も必要となると思うので、忘れずに持参しましょう。
これらは新住所で新たに届け出をする事によりまた資格を得る事ができますのでご安心を。
転籍届
さて、転出届とはあまり関係がありませんが、引越しを機に本籍も移してしまおうとされる方もいると思います。
実際僕は、とりあえず今後新住所から離れる予定がありませんので本籍も移してしまう事にしました。
この手続きは必須ではないのですが、戸籍謄本などを取得できるのは本籍地の市区町村役場のみなので、近い方が便利かな~ということで。
ちなみに戸籍謄本は郵送でも取り寄せる事が可能です。
で、転籍届ですが、戸籍謄本が必要になります。
上記のように本籍地でしか戸籍謄本を入手できないのでこの際にもらっておくと、後日思いついた時に二度手間にならずに済むと思います(手数料は1通450円)。
転入届
新住所の市区町村役場にて転入届を出します。
必要なものは役所にある転入届に必要事項を記載したもの・転出証明書・印鑑・就学前の子供が居る場合は母子手帳も(転出元で失効した児童手当や特別医療控除を申請する為に必要となります)。
この際転籍届も提出する場合は役所に置いてある専用の用紙に必要事項を記入するわけですが、本人及び配偶者直筆の署名と印鑑も必要となります!
一度帰宅し配偶者に必要事項を記入してもらい後日また役所へ行けば問題無いのですが、一度に済ませたい場合は夫婦仲良く役所に出かけましょうw
それと先ほどの戸籍謄本も忘れずに。
引越しに関する役所での手続きはとりあえずコレでOKなんですが、この際についでに住民票も2枚くらい貰っちゃいましょう!(1通200円程度)
これはこの後の運転免許証等の住所変更時に必要になります。奥さんの住民票も委任状不要で貰えますので、ついでに貰って帰ってあげると喜ばれます。
市区町村役場での手続きはとりあえず以上になります。
もちろん全ての方が当てはまるわけではありませんので、必要な書類や手続き等まずはメモなりして把握してから始められると良いと思います。
運転免許証等の住所変更
役所での手続きを終え、無事新住所の住民になったら一番初めにやるべき事はコレ。
運転免許証の住所変更届です。
免許証は様々なシーンで本人確認証となりますので、まず初めにこれをやっておくとこの後の変更手続きがスムーズに行えます。
運転免許証の住所変更届は、引越し先新住所の警察署にて手続きできます。
必要書類は住民票(確認に使うだけで提出まで求められませんでした)と、置いてある住所変更届に必要事項を記載したもの。
とりあえず免許証の裏面に新住所を記入してくれるので、免許更新の際正式に新住所が表面に記載されます。
その他
引越しの際、取り急ぎ済ませておきたい手続きはこのあたりでしょうか。
あとは銀行口座やクレジット会社、お店の会員証などへの変更届け。
(会員証の住所変更は盲点ですよ!これをやっておかないと旧住所にいきなりDMなんかが届く可能性もあり、次の住民さんに名前をはじめとした個人情報が漏れてしまう恐れも・・・)
あと、保険会社(自動車、生命保険など)にも連絡を入れておきましょう。
それでは以上です、しろうめず@ShiroUmezでした。
【関連記事】