普段忙しく、なかなか一眼レフを触れないので上達しないしろうめず@ShiroUmezです。
と、一眼レフカテゴリーでは言い訳から入るのがお約束みたいになってますね・・・。これじゃイカン。
先日ウチの次女が2歳の誕生日を迎えました。
そのときバースデーケーキを買ってきて家族で食べたんですが、せっかく一眼レフカメラがあるのでなんとか綺麗に幻想的に撮影できないかと挑戦してみたので、その時のお話を書いてみたいと思います。
暗闇撮影でのポイントはISO感度。それではいってみましょう!
ろうそくの灯りを頼りに撮影する
基本、暗所撮影ではフラッシュ・ストロボを使いたくありません。何故なら、フラッシュやストロボの光ってすごくわざとらしい感じになるし、不自然な影はできるし、「スクープ!芸能人○○と△△の深夜密会デートを激写!」みたいになってしまうし。
もちろんフラッシュやストロボを上手に利用することで良い写真が撮影できるシーンはあります。
でもなるべくなら、その場にある光だけで臨場感たっぷりの写真が撮りたいですよね!バースデーケーキのろうそくの灯りを活かした写真なんてまさにコレ。
イメージセンサーに沢山の光を取り込むには
暗闇で撮影するには、カメラ内部(イメージセンサー)にできるだけ沢山の光を取り込んであげなければいけません。そのためにはどうすればよいか。
それはやっぱりカメラの基本、絞りとシャッタースピードを考えることによって決まってきます。
カメラ内部のイメージセンサーに沢山の光を取り込むためには、
- 絞りを解放する
- 露光時間を長くする(シャッタースピードを遅くする)
ということです。
しかしシャッタースピードを遅くすると、光を沢山取り込めるかわりに、当然ブレる。激しくブレる。そりゃそうですよね。
動かないろうそくの灯りだけを撮るならいいかもしれませんが、子供も一緒に撮りたい。するとこうなる↓
子供がブレてるだけでなく、ケーキの上のろうそくの灯りもなんだかよくわからんことになってます。
ではどうすれば、絞りを開放しつつ、充分な光量を取り込めるだけの速いシャッタースピードを確保することができるのか?
そこでISO感度の登場です!
ISO感度とは?
シャッタースピードを確保できる
ISO感度とは、カメラのイメージセンサーが光を感じる度合いのこと。この感度を高く設定してやることで、少ない光源でも明るく撮影することができるわけです。
ちなみに↓はISO感度100(絞り値f3.5・シャッター速度1/2秒)で撮影した写真。
これはこれで幻想的でいいかもしれませんが、ちょっと暗すぎますよね。もっと明るくしたい。
そこで、ISO感度を3200まで上げて撮影してみました。(絞り値f3.5・シャッター速度1/60秒)
まぁアレだ、多少のピンボケはこらえてつかーさい・・・。初心者ってことで・・・。(ダメ?)
あと「あーだこーだ」とカメラ片手に悩んでるうちに、家族にケーキの大部分を食べられてしまい、このような形に・・・。
さて、上の写真と比べるとずいぶん明るくなったと思います。ケーキの乗ってるお皿や机までちゃんと写ってます。
()内のシャッター速度も、1/60秒という速さを確保できてるのでブレも少ないです。(「少ない」じゃなくて失くせよ!という声が聞こえてきそうですが・・・)
高ISO感度の注意点
このようにISO感度を高感度にしてやると、速いシャッタースピードを確保することができるため、より明るく、更にブレの少ない写真が撮影できるわけです。
三脚を使用しないで手持ちで夜景を撮るときなども高感度にしてあげると良いでしょう。
ただし、あまり高感度にし過ぎるとノイズが入りやすくなります。この辺りのバランスに注意してISO感度の設定を使いこなしましょう。
【まとめ】三脚とレリーズ欲しい!
写真はこの他、まあまあ満足のいくものが何枚か撮影できました。ブログで全てお見せしたいところですが、家族の顔が丸移りなのでご勘弁を。
そうそう、初めはこの絞りとシャッタースピードとISO感度の関係、というか意味がさっぱりわかってなくて「暗闇で撮るならISO感度を高くしてやればいいんだ」って、ただ単純に考えてました。
ただISO感度を高くすると↑で書いたようにノイズが入る。けれど下げると手ぶれが・・・。ならなるべくISO感度を上げずに暗所で撮影するにはどうしたらよいか?
そこで大活躍するのが三脚とレリーズなんですね!これなら手ぶれの心配が無くなる。
レリーズはコイツをポチるとして、三脚は調査が必要ですね!用途によって選択が変わるし、値段もほんとピンキリなので。また調査して記事にしたいと思ってます。
三脚無しでホタル撮ろうとしてたしね・・・。
あの頃よりは知識も技術も多少はレベルアップできてるかな・・・?
それにしても一眼レフって面白い。勉強すればするほど欲しいものも増えて大変ですけどね(汗)。
ではでは以上です!しろうめず@ShiroUmezでした。