こんにちは!万年貧乏サラリーマンのしろうめず@ShiroUmezです。
最近はサラリーマンのことを社蓄というそうですね。数十年ほど前までは「企業戦士」などと呼ばれ、会社のために身を粉にしてもくもくと働くことが日本人の美徳であるとされてきたはず。
それが今やサラリーマンとは「会社に飼われる家畜」なんですってよ。まったく酷い言われようです。
それはさておき、今日はそんな社蓄を20年近くやってきた僕が常々思っていること、つまり「サラリーマンならサラリーマンらしく気楽にやろうぜ」ってお話を書いてみたいと思います。
いきなりですが、会社をズル休みしました
仮病使って嫁さんと映画デート
先日、朝普通に出勤準備をして家を出たんですが、車で会社に到着する寸前になぜかいきなり嫌気がさしてUターン。車を近くのコンビニ駐車場に停車させ会社に電話。「すみません、風邪ひいて熱が出てしまい、しんどいので今日会社休ませてもらっていいでしょうか・・・」
そうです。思いっきりズル休みをしてしまいましたw仮病です仮病!
そのまま帰宅し、その日たまたまお仕事がお休みだった嫁さんと映画観に出掛けてきました。(ちなみになんの映画かはこれ↓)
嫁さんと映画観に行ったのなんて何年振りだろう。少なくとも上の子妊娠してからはそんな機会なかったわけだから、5年は行ってない。映画の内容はさておき、実にのんびりとした有意義な休日になりました。
普段はズル休みなんてしませんよ?
もちろんこんなこと、いつもいつもやらかす人間ではありません。冒頭述べたとおり僕は社蓄ですからね。朝から晩まで(正確には夕方)会社のために身を粉にして働いてるわけですよ。ズル休みなんてとんでもない!滅多にしません。
・・・そう、滅多にしないだけであって、たまにはするんです。そうだな、割合で言えば5~6ヶ月に1日くらいか?いや、1年に1回程度かな。
だってさー、毎日毎日おんなじことの繰り返しで飽きるしさー、だいいち別に俺がいなくても会社なんてちゃんと回るじゃん?
お前の代わりなんていくらでもいるんだよ!
ズル休みなんてもっての外!有給さえ取ろうとしない超企業戦士
どこの会社にも最低一人はいると思います。熱が出ようが槍が降ろうが絶対に会社を休まない超(スーパー)企業戦士。かっこいいですよね!我が社にも当然います。
そんな彼らからしてみたら、僕のような人間はクズです。ズル休みして一日遊び、会社に迷惑をかけるなんてクズ人間以外の何物でもないはず。正直言って考えられないと思います。
そんな彼らは有給すらまともに取ろうとしません。いやそれだけならまだしも、他人の有休の内容をわざわざ調べたり、下手したら批難さえしてきます。
そもそも有給とは
そもそも有給とは正確には「年次有給休暇」といい、事業主は「年次有給休暇を取得しやすい環境の整備その他の必要な措置を講ずるよう努めなければならない(労働時間等の設定の改善に関する特別措置法第2条より抜粋)として法律によって定められているお休みのこと。
有給を取る理由を言わなければならない風潮
大きな会社やきちんとした会社はそんな風潮なんてないのかもしれませんが、僕の努める会社のような個人経営の小さな零細企業ですと、未だに「有給を取る理由を言わなければならない風潮」があるんです。
いついつ有給を取りたいんですが~なんて言おうもんなら「どうしたの?何かあったの?どこかに行くの?」と質問攻め。「いやいやw今どきそんな会社なんて無いだろう。どんな昭和だよwww」なんて思われるかもしれませんが、実際あるんですよ未だに。
なのでそのような会社では有給を取るだけでも、前述の超企業戦士の、思いっきり人を蔑んだような目線を上手にすり抜けていかなければならないわけです。
畏れ多くも超企業戦士に一言物申す
そんな彼らは得てして自分のことをこう思ってます。「俺が居ないとこの会社は回らない」「会社にとって俺は必要不可欠な人材だ」。
はっきりと言います。
お前なんて居なくても会社にとっては痛くも痒くもないんだよ!お前の代わりなんていくらでもいるんだよこの勘違い野郎!
・・・ふぅ。
有給とズル休みは社蓄の特権!
多少攻撃的に言ってはみましたが、僕の言いたいのはこういうことです。
- 会社のために働こうというその気持ちは確かに素晴らしいことだ。だけどその価値観はあなたのものであり、他人に押し付けていいものではない。
- そしてたとえ会社が回らなくなってもそれはあなたが会社を休んだからではない。あなたが休んでも事業に支障をきたさないよう配慮することを怠った経営者の責任である。
会社員ってのは本当に恵まれていると思います。多少会社を休んだって給料は貰えるんだし(もちろん会社の給料体系によりますが)、自分がもし病に倒れてもちゃーんと代わりに働いてくれるヤツがいるんだから。
自分が病気やケガなどして一日でも休んだら、たちまち経営がたちいかなくなるような個人事業主ならそうはいきません。それこそムチ打ってでも働きます。
有給とズル休みは社蓄の特権なのです!たまには会社のことなんて忘れて思いっきり羽を伸ばし、心身ともにリフレッシュしましょう!
(有給とズル休みを同列に語るのは間違っているという意見は当然ですが、ここでは「会社を休む」という意味で一緒にしてます。)
【まとめ】気楽にやろうぜ
サラリーマンならサラリーマンらしく、程よく休みながら気楽にやろうぜってお話でした。
とは言っても日本社会は幼稚園の頃から「休む=悪」のように刷り込みを受けてきますから、なかなかお休みしにくいという気持ちもわかります。いい加減なんとかならねーかなコレ・・・。
そうそう、先日ズル休みをしたとき、せっかくだからと子供たちの保育園のお迎えに行ってみました。園の外で待っていたら、中からいそいそと靴を履きながら出てきた我が子たち(4歳と2歳の姉妹)。
僕の顔を発見するや否や、満面の笑顔を顔いっぱいに表して飛びついてきてくれました。次女「おとーたん!!おとーたん!!」長女「なんでなんで!?」と。
娘たちのこんな笑顔見られるんなら、たまにはズル休みもいいもんだなんて、改めて味をしめてしまったしろうめず@ShiroUmezでした。
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