こんにちは、しろうめず@ShiroUmezです。
今日は僕が昔から疑問を持っていることについて語ってみようと思います。
それは、日本人の牛乳信仰について。
我が国では、幼い頃から「牛乳は体にいいから飲まないといけない」という、強い牛乳信仰が存在します。
ですが、はっきりいって僕は、そんな牛乳信仰が嫌いです。牛乳なんて無くなってしまえばいいのに!・・・とまでは思ってませんが(いや、実際自分も飲むときあるし、牛乳を使った料理だって食べるし)、なぜここまで牛乳を崇拝する(?)必要があるのかなと。
我々の体には、本当にそこまで牛乳が必要であるのか。幼い頃から飲まなければならないものなのかについて考えてみたいと思います。
牛乳を飲むと高確率でお腹を下すんですが
僕が牛乳信仰について一番イヤなのがこれ、牛乳を飲むと高確率でお腹を下すのに、子供の頃から一生懸命飲まされること。
そもそもこの件があって、この記事を書くのに至ったわけです。腹痛くなるのに無理矢理飲ますなよと。
もともと僕は、あまり腸が強いわけではありません。30歳くらいのときは腸の病気で入院・手術もしました。男性は女性より腸が弱いともよく言いますよね。
まぁ病気になったことと牛乳を飲んだことは関係あるとは言えませんが。
牛乳を飲むとお腹を壊す人って、僕以外にも結構いるんじゃないかなー?
牛乳とは牛の乳、牛が飲むもんじゃね?
食育という言葉をご存知でしょうか。
子育て真っ最中の親御さんなら、興味の有る無しはさておいて、耳にしたことはあるという方は多いと思います。
食育についての専門家である幕内秀夫さん(管理栄養士)も、その著書「じょうぶな子供をつくる基本食(講談社)」でこう述べられています。
牛乳もまた完全栄養食品です。ただ、それは「人間にとって」のではなく、「牛の赤ちゃんにとって」の完全栄養食品です。
人は人の乳を飲み、牛は牛の乳を飲め、と。
粉ミルクは牛乳からできています。可能な限りは母乳育児が、赤ちゃんにとって一番の栄養食品であるということを書いておられます。
もちろん、完全母乳は理想です。母乳が出にくいお母さんもおられますし、風邪などで充分に赤ちゃんに母乳を上げられない場合だってあります。
完全母乳vs粉ミルク
余談ですが、僕の母は母乳がまったく出ない体質で、ほぼ完全粉ミルク育児だったらしいです。勿論僕の妹も。
僕たち兄妹は、小さい頃から風邪を引きやすく、あまり身体が丈夫なほうではありませんでした。特に妹はかなり重いアトピー持ちでしたし、僕も大人になってからアトピーで悩まされた時期があります。
上でも書いたように入院・手術も経験しましたし、妹は子宮の病気で何回か入院しています。
それが粉ミルク育児のせいであったかどうかなどは知る由はありません。でも幕内氏の書籍をいろいろと読んでいると、僕たち兄妹がもし母乳で育っていたら・・・なんて考えてしまうことはあります。
それほど二人とも病気で悩まされてきたから。
牛乳を飲むことによる素晴らしいメリット
文句ばっかり言っててもあまりよろしくないので、牛乳を飲むことによるメリットもまとめてみたいと思います。
あれだけ信仰されている牛乳です。きっと素晴らしいメリットが沢山あるはず。
保育園で先生にめっちゃ褒められる
ウチの次女(現2歳)はもともと牛乳が嫌いでした。
もちろん進んで飲ませていたわけではありませんが、何かのときに牛乳を飲もうとして口にした瞬間、志村けんバリの顔芸で牛乳を吐き出してからというもの自ら求めようとしなくなりました。
親としても無理に牛乳を飲ませることなく過ごしてきたんですが、保育園などに通うとそうもいきません。給食で飲まされるんです。
そして飲んだら褒められる。
ある日の連絡帳に、物凄い大きな花のシールとともに「○○ちゃん、牛乳を飲みましたよ^∇^」と、それはもう嬉しそうな担任の先生からのメッセージが書いてありました。
牛乳を飲んだら先生に褒められるんです。
悔しいけど牛乳は旨い
認めたくはありませんが、はっきりと言います。
牛乳は旨い。
たまに無性に飲みたくなり、冷蔵庫から取り出してコップ1杯の牛乳をゴクゴクと飲むと、それはそれはおいしい。ぷは~ってなります。
この旨さは中毒になる。そしてまた、腹を下す。
背が伸びる?
牛乳を飲むと背が高くなる!なんて話を聞いたことがありませんか?
僕は中学2年生くらいで身長の伸びが止まってしまい、どうしたらもっと背を伸ばすことができるかについて悩んでいた時期がありました。
そんな中、「牛乳を飲むと背が伸びる」という迷信を信じ、毎日一生懸命飲み続けていたものです。
そして毎日お腹を壊してました。
おまけに現在の身長はというと、中学から止まったままの、170cm弱です。
牛乳を飲むメリットは、メリットか?
メリットのようなそうでもないようなものになってしまいましたが、牛乳を飲むことによるメリットについて考えてみました。
「牛乳が旨い」というのは、結局、加工によって「旨くしてある」んだと思います。まるで「嗜好品」のようです。
あと、背は伸びません。
【まとめ】牛乳は本当に必要なの?
日本の食社会に根強くはびこる「牛乳信仰」について考えてみました。
先ほども書きましたが、牛乳は旨いです。シチューやお菓子などにも使いますし、今や牛乳は我々日本人の食生活において、なくてはならないほどの存在です。
でも、あまりにもいき過ぎた現代の牛乳信仰には、正直疑問を持たざるを得ません。
牛乳に限らず、普段何気なく口にしているその食べ物は、本当に自分の身体にとって必要なモノか?害はないのか?なんてことを、ふと立ち止まって考えてみるのも面白いものですよ。
小さなお子さんがおられる家庭なら、とくに大事なことなのかなと。
では以上です。しろうめず@ShiroUmezでした。