こんにちは!しろうめず@ShiroUmezです。
パチンコやパチスロにボロ負けして、このページに辿り着いた方がいらっしゃると思いますが、ハッキリと言います。
パチンコ(パチスロ)は絶対に勝てません。勝てるようにできていないのです。
なので負けたアナタが悪いわけではありません。全てパチンコ屋が悪いのです!
今日はその理由を、パチスロ負け歴20年以上の僕が、経済学的根拠を含めて説明したいと思います。
それではいってみましょう。パチンコ(パチスロ)が絶対に勝てないようにできている3つの理由。
ムダなものに1円もかけないパチンコ屋が、客を勝たせるわけがない
さっそくですが、パチンコが絶対に勝てないようにできている一つ目の理由がコレ。ムダなものに1円もかけないパチンコ屋が、客を勝たせるわけがないというお話。
パチンコ屋は、自分たちの利益にならないこと、損をすることを絶対にしません。例を挙げます。
店先の「のぼり」はタダ
パチンコ屋の駐車場の道路沿いに、たくさんの「のぼり」が立っているのを見たことがあると思います。
「新装開店!」「出血大サービス!」「出玉還元!」などなど。(最近は法律的な規制が厳しく、このような客を煽る過激な文言は使えないようになっていますけどね。)
実はこれらののぼりって、大抵の場合パチンコ屋が用意するものではなくメーカー(パチンコ台を製造する側)が用意してくれているんです。
大きな宣言効果がある「広告」を、タダで導入しているわけです。
商品の包装を一切しない
商品と書きましたが一体なんのことかというと、出玉を交換する特殊景品のこと。あの謎のペンとかプラスチック製のカードのことですね。
一般的なお店の場合、あれって店側がお客に渡す「商品」です。だったら普通、ちゃんとした包装や、買い物袋などに入れて渡すものでしょ?
パチンコ屋はこの大事な商品に、一切手を加えません。裸で渡してきやがります。時には10万円や20万円分を超えるような高額商品でも。
包装費や袋代を思いっきりケチってます。無駄なことが大嫌いなのです。
パチンコ屋も商売なのだ
なぜパチンコ屋が無駄なことを嫌うのか。それは、言うまでも無くパチンコ屋は商売でやっているから。最低限の必要経費(おしぼりとか台や椅子などの設備)にしかお金をかけません。
そんなシビアな世界で商売をやっているパチンコ屋が、自らすすんで客を勝たせるわけがないのです。
機械割100%を超える台を打ち続けないと勝てない
パチンコ台にもスロット台にも機械割というものが存在します。ではその機械割とはどういったものか?
機械割とは
機械割=台から出てきた玉(メダル)の数÷台に投入した玉(メダル)の数×100(%) |
例えば打っていた台から1000枚のスロットメダルが放出されたとします。それまでに使った(台に投入した)メダルの枚数は500枚。とすると、1,000÷500(×100)=200なので、この時点でのその台の機械割は200%ということかできます。
この機械割は、パチンコ台なら釘の開け閉めで、スロット台なら設定を変えることで、ある程度の調節ができるのです。
機械割100%を超える台を打ち続けるということ
もちろん機械割は確率なので、数字どおりのきっちりしたものにはなりません。(パチンコ攻略雑誌等に「機械割100%」と書いてあるからといっても、10,000円使えば10,000円がちゃんと返ってくるわけではないということ。)
それでもパチンコ(パチスロ)で勝ち続けるためには、機械割100%を超える台を打たなければなりません。いや、打ち続けなければなりません。
しかし、パチンコ屋はそのような台を滅多に置きません。パチンコ台の釘の開放も、スロット台の設定を上げることも、滅多にしないということ。それは何故か?わかりますよね?
自分たちが損するから。商売にならないから。
実際そのような「甘い台」は、店側が指定したイベント時などに、ほんの少ーし設置する程度です。全ての台に対して何割くらいそのような台を設置するかは各店舗によって違いますが、少なくとも毎回機械割100%を超える台を打ち続けるのは至難の業です。
パチンコ台は、回せば回す程負ける仕組みになっている
機械割100%未満を回し続ければ・・・?
機械割100%を超える台なんて滅多に置かないと書きました。メインで設置されいる台の機械割は95~98%くらいでしょうか。ということは・・・?
そうです、回せば回すほど損をするようにできているんです。
機械割95%の台に1000枚メダルを投入したら、950枚の返還が期待できるわけで、お客側としては50枚の損です。この負けを取り戻してやろうと更に頑張って10,000枚投入したら・・・?
10,000×0.95=9,500、すなわち500枚の損。さっきより更に450枚も損をしてしまう!450枚を円に換算すると、だいたい10,000円くらい。回せば回す程客は損をし、店は儲かるのです。
店員は最低限の仕事しかしない
ということは、店側にとって一番の利益は、お客にどんどん台を回転してもらうこと。台の稼働時間を増やすことにあります。
そのため、店員は無駄なことを一切やりません。台の稼働がストップしないように注意するのが彼らの仕事。(たまに常連と喋ってばかりの油売り店員も居ますが。)
機械の玉詰まりを見つけたらすぐに飛んでくるのはこのため。決して「あのお客様が困っていらっしゃる!早く助けてあげなければ!!」なんて善意に満ちた気持ちでやっているわけではないのです。
むしろ「台が止まってしまった!直してやるから早く回しやがれーい!」くらい思ってるかもしれませんよ?
※なんて書きましたが、これは経営者側はそう思っているという話で、決して店員さんひとりひとりがそう思って働いているわけではありません。
【まとめ】勝つ方法を考えるのはナンセンス
以上をまとめます。
- ムダなものに1円もかけないパチンコ屋が、客を勝たせるわけがない
- 機械割100%を超える台を打ち続けないといけない
- パチンコ台は、回せば回す程負ける仕組みになっている
このように、パチンコ屋というのは客に勝たせるつもりなんてさらさらありません。その理由は言うまでもなく、彼らは商売でやっているから。勝つ方法を考えること自体ナンセンスなのです。(これとか↓)
パチンコ屋はサービス業です。我々は、自分のおカネを消費して、パチンコ屋へサービスを提供してもらいに通ってるわけです。サービス内容は「お金の増減を楽しむこと」。
たまにお金が増えることもありますが、増え続けることはありません。
実際僕は、今までの最高でひと月に70万円くらい勝ったことがありますが、トータルの負け額はそのときの勝ち額の2倍は余裕で超えています。
140万円のお金を使ってお金の増減を楽しんだわけですね。うん、パソコンのモニターが歪んで見えなくなってきました・・・。
大事なことなのでもう一度書きます。パチンコ・パチスロは、財布の中のお金を支払って、「お金の増減を楽しむサービス」。そういう遊びなのです。
そんな遊びに何十万、何百万もかけるくらいなら、スマホアプリで充分でしょ?
さて、今日僕が書いたこの記事に、真っ向から反論がある方、「お前だけだよそんなに負けてるアホは!俺は勝ち続けてるし、この先も負けないわバーカ!」って方、
いらっしゃいましたら僕とお友達になってください(切実)。
以上です、しろうめず@ShiroUmezでした。
【参考書籍】
【関連記事】