こんにちは!しろうめず@ShiroUmezです。
実は最近僕に、プロのカメラマンの知り合いができました。いや、正確に言うと、知り合いがプロのカメラマンとしてデビューしたんです。
さてその知り合いとは・・・僕の妹です。
というお話は実は以前も書いてるんですけどね。
妹夫婦と我々夫婦(と子供たち)で、公園や観光スポットなどによく撮影会(なんて大袈裟なもんじゃないけど)に行くんですが、先日出かけたときに、プロになった妹がさりげなく教えてくれたカメラのコツみたいなものをまとめてみようと思います。
人物を上手に撮影するための3つのお手軽テクニック。僕みたいな初心者でもなかなかの写真が撮れましたよ!
初心者でも簡単!上手に人物を撮影する3つのコツ
男女で露出を使い分け、明暗をつくるべし
では早速いってみましょう!まずひとつ目がコチラ、男女で露出を使い分け、明暗をつくるべし。
なにはともあれ写真を見ていただきましょう。
露出を抑え、アンダー気味に撮影した一枚。この男性、なんか職人っぽくないですか?子連れのプロカメラマンみたいでw
男性を撮影するとき、このように露出を抑え気味に撮ることで、ぐっと引き締まった印象を与えることができるというのです。うん、誰だかしらんけどなかなか男前ですね!
では次にコチラの写真。
上の男性画像とは打って変わって、明るい写真です。どうでしょうか?女性らしい柔らかい雰囲気が伝わりませんか?
女性を撮影する場合、男性のときとは逆にこのように明るく撮影すると、女性らしいふんわりと優しい写真が出来上がるわけですね。
「男は暗く、女は明るく。」この法則を意識すると、グッと雰囲気のある写真が撮影できてしまいますよ!
露出の調節については以下のリンクをご参照ください↓
子供を撮影するときは逆光+露出補正でふんわりと
次に、子供を撮影するときのコツ。
子供って本当に小さくて可愛くて、輝いています。撮影するときはその特徴をしっかりと表現してあげたいですよね。
子供の場合は男の子・女の子にかかわらず、その可愛らしさを前面に出した表現を心掛けたいので、明るく、ふんわりとした仕上がりを目標に撮影します。
白飛びしてない!?くらいの勢いで白いですが(笑)でも、小さな子供の柔らかさ、可愛さ、ふんわり加減が充分に伝わってきませんか?
子供を可愛く撮影するときは、これくらい明るくてもいいと思います。このような明るい写真を撮影するには、逆光+露出補正を+にして撮影するといいですよ。(詳しくは一番上のリンクを覗いてみてくださいね!)
視線の先に空間をつくるべし
最後の3点目は構図関係のお話。
構図を意識すると、自然とイイ感じの写真が撮影できます。構図には沢山の種類があるんですが、まずは難しいことを考えず、被写体が向いている視線の先に空間を作ってやるところから始めてみてはどうでしょう?
こうすることによって、写真に奥行きが出ます。更に、「この先になにがあるんだろう?この子は何を見てるんだろう?」と想像力が膨らみませんか?
人物をど真ん中にすえて写す構図を「日の丸構図」と呼びます。日の丸構図は人物を目立たせるには最適な構図ですが、単調になりがちな諸刃の剣です。
初心者のうちは、なるべく日の丸構図にならないよう、視線の先に空間を作ることで、深みのある写真が撮れますよ。
その他意識すると役に立つテクニック
3分割構図のグリットを有効活用せよ
日の丸構図にならないようにというお話に関連して、カメラの機能であるグリッド表示機能を使用して撮影する方法もあります。
撮影テクニックのひとつに、3分割構図というものがあります。これは、画面を縦横それぞれ2本の線を引き、その交点に被写体を持ってくるという構図。
構図の基本中の基本です。
カメラの液晶画面にこの2本線(縦横合計4本)を表示することで、簡単に3分割構図を意識した写真が撮影できるというわけです。
背景はシンプルに&ボケをつくる
人物写真を上手に撮影するテクニックのひとつとして、人物(被写体)の背景を思いっきりシンプルにし、さらに大きなボケを作ってあげると、人物がより際立ってみえるというものがあります。
本当は正面を向いた画像を使いたいのですが、そこはまぁ我慢しときますw
このように、背景を思いっきりぼかし、シンプルにすることで、被写体をより目立たせることができるわけです。
【ボケの作り方についてはコチラをご参照ください↓】
【まとめ】技は「見て盗むべし」
いかがだったでしょうか?
「なー、なんかプロの技教えてやー」と妹に絡んだら、「17,000円かかるけどOK?」と言われてしまいました。
うーん、さすがプロ・・・。
なかなか自分からテクニックを喋ろうとしないので、昔の職人風に「目で見て技を盗め」的な気持ちでまとめてみました。
今後もどんどんいろいろな技を盗んでは、このブログで披露していきたいと思います。
では以上です!しろうめず@ShiroUmezでした。