※注意!!この記事は、タイヤ交換ができない全国のか弱き乙女に向けて書いた記事です。乙女でない方、か弱くない方にとっては何の参考にもならない記事となりますのでご注意ください。
こんにちは!
最近は一時期に比べ仕事が忙しく、毎日家に帰ると身体が鉛のように重く、子供たちと遊ぶのも一苦労なしろうめず@ShiroUmezです。
そんななか先日、お仕事中の僕に奥様から電話が。
妻曰く、「か弱き乙女なのにタイヤ交換なんてできるわけないでしょ(30代半ば)」とのこと。
よーしわかった!ならばか弱き乙女でも簡単にタイヤ交換できるようにブログに書いとくから、次いつかパンクしたら参考にしてくr
デスヨネー・・・
タイヤ交換の手順
では早速タイヤ交換の手順を、順にまとめていきたいと思います。
タイヤ交換は基本的に、手順やちょっとしたコツさえ覚えれば、か弱き乙女でも簡単にできます。しかし、大型の車になればなるほど、当然タイヤも大きく、重くなります。
タイヤの積み下ろしで「重すぎる」と感じたら、無理せずその辺に居る力持ちさんかか弱くない乙女にでもお願いしましょう。
あと、タイヤ交換は必ず平坦な場所で、サイドブレーキをしっかりとかけたうえで行いましょう!交換中、車が動いたりすると重大な事故に繋がる恐れがあるためです。
①スペアタイヤとジャッキ(&工具)の場所を確認し、取り出す
スペアタイヤの位置
まずは、新しく交換するスペアタイヤの位置と、交換に使う工具類の位置を確認します。
スペアタイヤは大抵後ろの、トランクの床をはぐった下などに入っています。
真ん中のキャップは、手でクルクル回せば簡単に取れます。
もしこの場所にスペアタイヤが無かったら、説明書で確認してみてくださいね。
ジャッキ類の位置
ジャッキと工具も、スペアタイヤの横のほうにあると思います。
妻の車の場合はここには無く、後部座席左側の足元にありました。これも車によって違う場合があるので、見つからないときは説明書で確認しましょう。
※左から、ジャッキハンドルバー、ホイールナットレンチ、ジャッキ。
②ジャッキをかける位置を確認した後、スペアタイヤを車体の下に入れる
ここからタイヤ交換作業です。と、その間に車体の下(交換するタイヤの近く)にスペアタイヤをそっと忍ばせておきます。
場所は、ジャッキをかける位置と重ならないように、且つ、交換するタイヤとなるべく近い位置がベスト。ジャッキをかける位置はコチラ↓
ボディ下の、ちょっと頑丈になってる部分。ここにジャッキをかけるので、ここと被らない場所にスペアタイヤを忍ばせるわけです。
こうすることにより、もし交換中のタイヤが不意に外れたりしても、タイヤを支えるアームなどが地面に直接落下しないようにするため。もちろん交換する人の手や足を挟んだりしないためでもあります。
くれぐれも安全に!
③タイヤのナットを少し緩める
次に、タイヤのナットをホイールナットレンチを使って、全て少しだけ緩めます。
ジャッキもかけてないのに緩めていいの!?と思うかもしれませんが、このタイミングで緩めておかないと、ジャッキを据えてからでは逆に危ないから。
ナットが固くて緩まない場合
ナットが固くて手では緩まない場合、ホイールナットレンチの上に乗り、体重をかけて緩めましょう。
※写真ではジャッキが見えますが、まだジャッキはかけてません。置いてるだけです。
④位置を確認し、ジャッキをかける
先程確認した位置にジャッキをかけて、車体を持ち上げていきます。
ジャッキは車体と垂直になるように設置します。ジャッキの先端にジャッキハンドルレバーをひっかけ、レバーの反対側をホイールナットレンチの穴に差し込みます。
写真のように左手でレバーを握って固定し、右手でレンチをクルクルと時計回りに回します。
するとどんどん車体が上がっていきます。どこまで上げるかの目安は、外すタイヤの下に隙間ができる程度まで。
ここまで上がったら、レバーとレンチを、ジャッキからそっと外しておきます。つまづいて転んだり、ジャッキが外れたりしないようにするためです。
⑤ナットを全て緩めて外し、タイヤを外す
手と膝などでタイヤを固定しながら、緩めたナットを全て外します。そしてそっとタイヤを外しますが、先程書いた通りタイヤは重いので、注意しましょう。
⑥スペアタイヤを車体下から取り出し、取り外したタイヤと交換する
車体下に忍ばせておいたスペアタイヤを取り出し、代わりに今外したばかりのタイヤを忍ばせておきます。
ジャッキにぶつからないようくれぐれも注意!
⑦スペアタイヤをボルトにはめ、ナットを手締めする
スペアタイヤを両手、片足を使い、ナットの穴をボルトにはめます。
うまくはまったら、そのままボルトにナットを取り付けていきます。この時点では手締めでOK。タイヤの上下を手や足で押し付けながら、タイヤがぐらつかなくなるまでナットを手締めしましょう。
⑧車体下のタイヤを除去し、ジャッキを下す
車体下に忍ばせたタイヤをそっと抜き取り、ジャッキを下ろします。先程ジャッキを上げた時のようにレバーとレンチを設置し、今度は反時計回りにクルクルと回していきます。
完全にタイヤが地面に下りたらジャッキを抜き取りましょう。
⑨スペアタイヤのナットを本締めして完了
最後はナットの本締めです。ホイールナットレンチを使ってしっかりと締めていきましょう。手締めだけで不安な場合、緩めたときと同じように、レンチに体重をかけて締めるとよいです。
以上でタイヤ交換完了!
タイヤがパンクしたらまずはスペアタイヤに交換しよう
タイヤのパンクに気付いたら、ガソリンスタンドやカーショップなど、タイヤの修理をしてくれるお店がすぐ近くに無い場合は、なるべく早くスペアタイヤに交換しましょう。
何故ならパンクしたままの状態で車を長々と走らせると、タイヤの傷が広がり、パンク修理だけで済むはずだったのに新品を購入しなければならないなんてハメになる時もあるからです。
更にはタイヤだけでなくホイールが傷ついたりなんかしたらもっと大変ですからね!
ちなみに妻の車の外したタイヤに、こんな見事な釘が刺さってましたw
尚、スペアタイヤはあくまでも応急処置用のタイヤです。なるべく早く修理したタイヤ(若しくは新しいタイヤ)に交換しましょう!
【まとめ】タイヤ交換は安全に行いましょう
ということで、か弱き乙女でもできるタイヤ交換の手順をまとめてみました。これで次回タイヤがパンクしても、この記事を参考にしながら妻は自力でタイヤ交換をしてくれることでしょう^^
さて、タイヤ交換をする際に滅茶苦茶大事な事を最後に書いておきます。それは、くれぐれも安全第一で作業をすること!
タイヤ交換の際に一番大事な事は、安全の確保です。
車体下にタイヤを忍ばせて保護をするとか、あと小さな子供を絶対に近づけないようにしましょう!
重大事故を起こさないためにも、安全の確保には充分注意しましょうね!
では以上です、しろうめず@ShiroUmezでした。
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