こんにちは、しろうめず@ShiroUmezです。
出産の日、陣痛の痛みと真正面から向き合い、闘う妻。そんな妻に対しどうしてあげることもできず、自分の無力感に苛まれながら背中や腰をさするくらいしか出来ない夫。
出産後は、すやすやと眠る我が子と妻を背にし、後ろ髪を引かれる想いを必死に断ち切りながら、独り病院から出勤。
数日後、いよいよ退院!二人だけだった我が家に、新しい家族がやってくる待望の日。さぁ、お父さん、出番ですよ!!
何もすることができず無力感で一杯だった昨日までの自分。今日からお母さんと一緒に、たくさん赤ちゃんのお世話をしてあげましょう!今日からは、おっぱい以外ならなんでもできます!
産まれてきた我が子と頑張った妻に、今まで息を潜めていた分を取り戻すべく、存在感をアピールしてやりましょうw
ということで、お父さんに課せられる最初の任務は沐浴!二人の子供を育児中の僕が、赤ちゃんが眠ってしまうほど安心する沐浴の方法をお教えします。
沐浴のポイントは「手際の良さ」と「安定感」
赤ちゃんが眠ってしまうほど安心するための大事なポイントは二つ。「手際の良さ」と「安心感」です。
手際の良さ
赤ちゃんをベビーバスに連れてきてもらう前に、必要なものを全て手の届く範囲に準備しておくことが大事。具体的には、ベビーバスを、お湯をある程度溜めた浴槽の真横に設置し、
- 片手桶
- ハンカチ(ガーゼ)とタオル
- ベビーソープ
を利き手の届く範囲内に準備しておきます。
手際良く沐浴をするということは、赤ちゃんの身体を冷やさないようにするため。ダラダラしたり、道具を探すために焦ってしまわないように気を付けましょう。焦りは赤ちゃんにダイレクトに伝わってしまいますよ!
安定感
沐浴にて、お父さんの真価が発揮されるポイントは、その手のひらの大きさを活かした安定感。(中にはお母さんの方が大きい場合もあるでしょうけど・・・。)
赤ちゃんの耳にお湯が入らないよう、後頭部から両耳を塞ぎながら片手で持つわけですが、赤ちゃんに不安感を与えないようしっかりと、且つ優しく固定してあげましょう。手を滑らせるとか論外ですよ!
大きな手に包まれた赤ちゃんは、きっとお父さんに身を委ねるということに対して安心すると思うんです。赤ちゃんがお父さんに抱く安心感って、この沐浴のときに産まれるのかもしれないなぁ、なんて今ふと思いました。
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我が子は今4歳と2歳ですが、二人ともお父さんの抱っこが大好き。抱っこされてる間は安心しきった顔してます。これって沐浴で培われた安定感のおかげかもしれませんね。
タオルを身体にかけると泣き止んだ我が子
沐浴中、ハンドタオルをお腹や背中にかけてあげると泣き止むんですよね。タオルがずれ落ちると火が付いたように泣くのwアレってなんででしょうね?
お湯含んでるから温かいのかな?それとも包まれてるようで安心するのかな?
医学的に調べたりしたわけではないのでなんと言えませんが、沐浴中なんで泣いてるのか全然わからない!とお悩みのお父さんは、タオルが赤ちゃんの身体にかかってるかどうかも常に気を付けてみてあげてください。
沐浴上達には時間が必要
最初から上手に沐浴ができるお父さんなんてそうそう居ません。(僕の義弟は、赤ちゃんが産まれる前から相当イメトレ&人形で練習してたようで、最初から沐浴のスペシャリストでしたがw)
ちょっとこの顔見てやってくださいよ・・・。
生後13日目の我が子。完全に怯えています。「つ、次なにする気だよ・・・おい・・・。」って表情です。
最初の頃は絶叫に次ぐ絶叫でした。水しぶきが顔にはねて号泣、顔が湯船に浸かってるのに気付かずうつ伏せ状態で背中を洗ってしまい、咳き込んだ後物凄い勢いで絶叫、とにかくもうヘタクソでヘタクソで・・・。
我が子に対し申し訳ない気持ちで沐浴してた日もしょっちゅう。「お父さんヘタクソでゴメンね・・・」って。謝りながら沐浴してたもんでした。
しかし、産まれてひと月も経つ頃には、
にっこりとしながら安心して寝てしまうわけですよ。この頃にはすっかり、沐浴に対する恐怖心なんて無くなってましたね。父も、きっと子も。一日で一番楽しい時間でした。
沐浴だって毎日の積み重ねで上達していくんです。
なんかほら、この記事だってそうかもしれないけど(もしそう思わせてしまってたならごめんなさい)、沐浴はこうすべき!とか、上手にしなければ!的なブログを結構見かけますが、なんだかんだ言ったってやっぱり練習が大事なんです。
最初から上手にできなくても、落ち込まないでね!お父さん。毎日続けていれば、いつの間にか赤ちゃんが安心して眠ってくれるくらい上達してますよ。
【まとめ】大丈夫!絶対に上手になるよ
赤ちゃんが眠ってしまうほど安心する沐浴の仕方について、当時を思い出しながらまとめてみました。
僕はよく、2人の子供の赤ちゃんの頃に撮ったビデオをニヤニヤしながら観返してます。妻が撮影してくれた沐浴のシーンを観返していたときふと思い出したんです。
毎日毎日泣きそうになりながら沐浴をしていたことを。我が子に「ヘタクソでゴメン」と謝りながらお風呂に入れていた頃のことを。
今日は、あの時の僕に向けて「頑張れ!大丈夫、絶対に上手になるよ」って伝えたくて書いてみました。
では以上です、しろうめず@ShiroUmezでした。
【我が家で使ってた沐浴グッズ】