こんにちは、しろうめず@ShiroUmezです。
ソニーSmartBand2 SWR12を購入、使用し今日で6日目です。開封レビューはコチラ↓
ボチボチ各種データが集まってきたのでここらで中間報告(使用レビュー)をまとめようと思うのですが、うーん、タイトルにあるように、睡眠機能ががっかりなんだよね・・・。
率直に言うと、誤検知・誤認識が多い!
高いお金払って買ったモノにケチを付けるのは非常~に心苦しい。が、当方SONY社員でもなんでもない、ただの一ユーザーに過ぎないわけでありますので、感想を正直に書いちゃいます。
結構な辛口レビューになってしまいそうな勢いなので、批判的なレビューは好きじゃない・読みたくないって方は他の記事におまわり下さいませ。
それではいってみましょう!
SWR12 睡眠機能の誤検知・誤認識について
SWR12のログは専用アプリ「Lifelog」で
では早速、睡眠機能の誤検知・誤認識について。まずはSWR12のログ取得&記録用であるAndroid専用アプリ「Lifelog」の画像をご覧ください。
上の画像は25日(2015年10月)~29日までの睡眠時間の合計と、それぞれの日の睡眠時間をグラフにしたもの。下は御覧の通り平均睡眠時間、深い眠りと浅い眠りの割合を示したもの。
深い眠りがたったの21%です。これだけ見れば、僕はこの5日間全然良い眠りができていないように思いますよね。
でも最近は生活スタイルを変えたことによって、深い眠りも充分に取れた良い眠りができていると自覚しています。例えばこの日↓
濃い青色でグラフが高くなっている部分が深い睡眠状態を表しているんですが、どうですか?割としっかり深い睡眠もとれてるように思うんですけど。ちなみに生活スタイルを変える以前、睡眠障害に悩んでいた頃のある日のログがコレ↓
ほぼ浅い眠りであることに加え、3時~5時の間に途中覚醒しちゃってます。この頃は日中いつも酷い眠気があり、寝てもスッキリしない毎日でした。(生活スタイルをどう変えて、睡眠が改善されたのかをまとめた記事はコチラ↓)
浅い眠りが多い理由とは?
さて本題。最近はしっかりと深い睡眠ができていることを自覚しているのに、なぜ上記の(SWR12に変更してからの)5日間の睡眠ログ画像ではたったの20%ほどしか現れていないのか。この記事の要点に迫りたいと思います。
先程の「深い眠りがとれた画像」をもう一度ご覧ください。起床時間が表示されているのがわかりますでしょうか?グラフ右下の「04:13」の部分。午前4時13分に起きたことを表しているわけです。これですね↓
これ、誤検知です。この日僕はとっくに起きてるんです。4時にアラームをかけてるんですが、3時40分には目を覚まし、うつ伏せ状態のままスマホを触っていました。
別の日の画像も乗っけてみます。
4時か4時前には必ず起床しているのですが、12・3分から酷いときは30分以上のタイムロスが生じています。
ちなみに最後の画像の2:29~3:00にポッカリ間が空いてますが、これは子供に蹴り起こされました。途中で目を覚ましたことを検知してくれたのは嬉しいですが、実際30分も起きていたかどうかと言えば「?」です。10分ほどですぐ寝たから・・・。
毎日の「もう起きているのに寝ていると認識されている時間(=浅い眠りとして表示)」が蓄積され、きちんと深い眠りがとれている自覚があるのにそのパーセンテージが下がってしまってるわけですね。
酷い睡眠誤検知の最たる例
ちょっと開いた口が塞がらなかった睡眠誤検知。
夕方17:45~18:27の間、謎の睡眠ログが残されています。こんな時間に寝ません。なんだこれ?・・・あ!!
歯医者で治療中だ!
そう、治療のために歯医者さんの椅子に座っている時間が、眠っていると判断されてログに残ってしまってるんです。この誤検知は正直ショックがでかかった。。
SWR10との睡眠モード(睡眠判断)の違い
以前使用していたSWR12の前モデル、SmartBand SWR10ではどうだったのか?といえば、
を読む限り、睡眠機能についてはさほど誤検知・誤認識について気になっていない様子。あ、僕がです、はい。
ではなぜ前モデルでは気にならなかったのか?SWR10の睡眠モードはどのように睡眠状態を検知していたのか?
SWR10は手動で睡眠モードを切り替えていた
SWR10には日中モードと夜間モードを手動で(ボタン長押し)切り替えることができました。(勿論、時間を指定して自動で夜間モードにすることも可能)
夜間モードにしないと睡眠ログは取得できません。この頃すでに自動による睡眠ログ取得を疑ってかかっていたため、寝る前にボタン長押しで夜間モードに、起きたらすぐにまたボタン長押しで日中モードにしていました。
めんどくさいけど、このほうが正確に起床時間のログが取れるので当時は満足してましたよ。
あ、ちなみに夜間モードにしたからといってすぐに睡眠判定されるわけではありません。入眠の判定はSWR10任せ。夜間モードに切り替えた後、動きが無くなってきたのを検知すると睡眠としてみなされ、ログを取得していきます。(途中覚醒などもまぁ、機械任せっちゃ機械任せだけどね)
というわけで、睡眠モードに関しては失くしてしまったSWR10の手動切り替えのほうが、個人的には優れていたように思います。そうそう、失くしたんですコレ(涙)。
【まとめ】SWR12の睡眠機能にはがっかりだけど
というわけで、非常に残念なレビューになってしまいました。
目を覚ましたらすぐ動けよ!布団の中でダラダラしないですぐに身体を起こせば誤認識されないんじゃないの?と思われた方がいらっしゃるかもしれません。僕も当然そう思い、起床後すぐにトイレに行き、そのまま別室にて過ごしてみたんですが、やはり10分程度のラグが発生。
SWR12の誤検知・誤認識、Lifelogアプリの今後のアップデートでなんとか改善されませんでしょうかね?ソニーさん。期待してますよ!
批判ばかりでは建設的では無いので軽くフォローしときます。SWR12から搭載された心拍センサーは凄く良い!これは大満足。これに関してはまた別記事にてまとめてみたいと思います。
(追記・2015.11.4)まとめてみました↓
では以上です、しろうめず@ShiroUmezの辛口レビューでした。
(追記・2015.11.7)使用し続け、データが貯まっていくにつれ、10~20分くらいの誤検知はあまり気にならなくなってきました。逆に、目が覚めたらいつまでも布団の中でダラダラと過ごさないで、すぐに起きて活動すればいいんだ!と前向きに考えるようにw
それに、やはり自分の睡眠時間と深さを(多少の誤差は有れど)きちんと視認できるってのは嬉しいし、睡眠の質の改善に繋がります。
まぁこんな感じで今後も使い続け、良いレビューができたらいいなと思っております!
【関連記事】